火星に有人宇宙船打ち上げへ 米の民間企業、24年にも
朝日新聞デジタル
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今のSpaceXの勢いならできると思う。でも、水を差すつもりはないが、地球の生命体による火星の汚染が本気で心配。夢物語と思うかもしれないが、大航海時代に旧世界から持ち込んだ動植物で貴重な生態系を破壊した例や、旧世界の病原菌によって原住民の多くが命を落としたという例は、枚挙に暇がない。
ただ移民すればいいのではない。火星は、現在の人類の手が届く範囲にあり、かつ現在または過去に生態系が存在した可能性のある数少ない星の一つ。科学の究極の問いである"are we alone?"に答えるために、火星の生命探査は最重要事項の一つ。安易に破壊できない。
小規模な有人探査はともかく、大規模な移民は、無人探査機による生命探査が完了してからにするべきだ。高温殺菌してから持っていける無人探査機と違って、人間は高温殺菌できない。
現在生命がいないことがほぼ確実になったなら、好き放題に移民すればいい。でももし現在生命がいるならば、火星は人間のものではなく、彼らのものだ。
大航海時代に新世界を開拓した西欧の冒険者や宣教師は、栄光とともに汚名も歴史に残した。SpaceXがそうならないことを強く望む。従来の化学ロケットを使うのであれば、24年のウィンドウは軌道力学的にはあんまり良くないなぁ。火星ミッションウィンドウが約2年に一度開くのは確かだけど、軌道力学的には31年、33年、35年の方が優秀。