首相 消費税率引き上げ 2年半の再延期の考え伝える
コメント
選択しているユーザー
これをキッカケに政権基盤を一旦更に盤石なものにして、日本の競争力を拡大するために、本当に必要な規制緩和を推し進めて頂きたい。
スポーツでチームが強くなる為には厳しい練習を課す監督がいて一度憎しみの対象になる事があるように、仕事で成長した経験を思い出すと、厳しい上司がいるように、辛いことなく本当に成長出来る事なんてない。
政治家はそこが難しい。どんな事でも成果が出るまでにはタイムラグがあって、その間に既得権益者が暗躍して落とされる可能性があるから。
このチャンスに、我々国民にとっては一見厳しく見えるような事であっても、未来に繋がる事を積極的に決断して頂く事を期待したい。
注目のコメント
ジョセフ・スティグリッツ教授が来日して「今、消費税を上げるべきじゃない」と言ってる最中、この著名学者に「ちゃんと約束通りに増税すべきだ」とチャレンジしていたのは、民進党の代表岡田さんじゃないですか、細野さん。それも昔の話ではなくて、2か月前の話ですよ。
再延期の理由を「アベノミクスは成功しているが、リーマンショック前と似ているので」と説明するのか?
2年前の解散会見
「平成29年4月から確実に消費税を引き上げることといたします。今回のような景気判断による延期を可能とする景気判断条項は削除いたします。本当にあと3年で景気がよくなるのか。それをやり抜くのが私たちの使命であり、私たちの経済政策であります」
自ら宣言した使命を果たせなかった。発言の責任を問われるのは当然だ。
我々も、消費増税を先延ばしすべきと考える。ただし、理由はリーマンショックなどではない。アベノミクスの失敗だ。増税を先送りして財政投融資や補正予算で支出は増やす、ということになれば、日本は財政規律の弱い国だ、と諸外国や投資家、格付け機関に思われることは必定です。
日本が低成長で低インフレである限り、政府が国債を出して支出を増やし、日本銀行がどんどんその国債を買う、という組み合わせのリスクが表面化することはありません。しかし、それを良いことにこの組み合わせを続ければ続けるほど、将来世代が出口を探る時に負うリスクが高まります。
この組み合わせによる景気刺激は、外国企業が喜んで日本に投資し、日本企業も日本で成長したがるビジネス環境があってこそ薬として有効です。世界銀行にビジネス環境が世界第34位と言われるようでは、所詮は一時凌ぎのカンフル剤にしかなりません。
新アベノミクスが打ち出されて以来、元祖アベノミクスの第三の矢(成長戦略)の影が薄くなっているのが気になります。本気でやりたがっている官僚の方々も多いと聞いてはいるのですが・・・