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【池尾和人×加藤出】日銀の「錬金術」時代は終わった

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注目のコメント

  • NewsPicks CXO

    連載開始記念・特別対談の後編です。

    「錬金術」時代の終わりとは少し語弊がありますが、厳密には錬金術「幻想」時代の終わりということでしょうか。そもそも錬金術がワークしたことは、実はありません。

    数年前のみずほ総研チーフエコノミストの高田創さんの例え話が秀逸ですが、白川総裁時代の日銀は、日本経済という患者に対し、「現代の医学では治療は困難だと、医学上の難しさについてとうとうと説明しているようなもの」でした。

    しかし、もちろん医師は何もやって来なかったわけではなく、「むしろ世界初のデフレという難病に対して、誠実に様々な処方を試して」きました。それでも患者は、「先生、あなたは専門家でしょ。なんとかしてくださいよ」と迫り続けてきたわけです。

    黒田バズーカについても同様で、今までよりも多めにカンフル剤を打った程度の話だと理解しています(当初から個人的な見方は変わっていません)。

    「じゃあどうすればいいんだ」という声も多いようですが、個人的には政治の役目は、高い経済成長を前提にしたままの年金・社会保障費を大幅カット、その政治判断に尽きると思っています。その辻褄を合わせようとしているところから、すべてが歪んでしまっているように見えます。

    安倍首相が当初言っていた「4%成長目標」というのも、80歳のおじいちゃんが「20代のころのように100㍍10秒で走りたいんだ、どうすればいいんだ」と言っているように聞こえるわけでして、リアルタイムで実力の低下を認識できていないように見えます。

    日本経済の低成長は、果たして一時的なものではないのではないでしょうか。「若いときとは違う生き方をしましょうよ」というのが、個人的な意見です。


  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    うーん、結局それでどうすればいいのだろうか?池田さんのコメントで一定考え方の補足はされるが、どうすべきと考えているのかが分からない。
    記事で指摘されているように、中央銀行に限界はあるし、それに対して特に政治側がなんでもできるという間違った期待値をもっている印象があるのは同意する。また「アベクロ砲」に対しても、米国の緩和拡大局面が終わるタイミングだったからこそハマったというのも同意するところ(逆に言えば、白川前総裁はドルが緩和しているというタイミングゆえに効果がでないタイミングにいたとも言える)。
    とはいえ、政府が本来もっとすべき構造改革をできていないというのは、もちろん日銀のせいではない。それをGivenとしたときに、日銀としてなにをすべきという点で議論を深めてほしかった(というか、それがないから、成長できないという現実を直視する必要があり、そこから目を背ける状況に緩和や中銀万能論が要因として働いているという最後の結論になっているのかもしれないが…)。


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    第一生命経済研究所 首席エコノミスト

    単純に平均実質成長率が高いからと言って、当時の民主党政権時代の経済政策に戻したほうが良いと思っている人はどれだけいるでしょうか?また、インフレ率が上がれば成長するとは言えないとのコメントがありますが、財政再建まで考えればインフレ率の上昇は重要だと思います。


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