プロアマの壁を破りたい。慶應大野球部監督、革新者の導き
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トレーニングの仕方だけではなく、スポーツの色々な考え方が変わってきてる気がする。サッカーよりも長く日本に根付いているからこそ改革は大変。でもMLBで活躍する日本人、もっと見たい！日本球界の低迷につながるとよく言われるけど、日本野球ってMLBに次ぐ位のレベルの高さだからJみたいにはならないと思う！
注目のコメント
田澤純一投手をメジャーに送り出した大久保監督。ずっと話を聞きたいと思っていて、今回実現。壮大な世界観を持っていて、こういう人たちと一緒に日本球界を少しでも良くしていきたいと改めて思った。
迷ったときに『夢のでかい方を選ばせる』指導方法は素敵だ。選択肢が複数あるとき、一方が規制やリスクがやたらに大きい場合が多い。自分も最近、組織の壁によって一つの夢を断念した。それが正しかったか否かは、まだ判明しないが、夢の大きさで判断しなかったことは悔やまれる。会社や大学院で指導する立場にもあるが、安全性や壁を理由にせず、『夢が大きいか』の判断軸を伝えてゆきたい。
大久保監督がJX’ENEOSの監督をされていた時に、「田澤問題」「菊池騒動」をテーマに取材をさせていただきました。当時は、NPB球団がJXの選手を指名しないとの噂が流れていて（事実無根。2011年嘉弥真新也を皮切りに14年まで５人が指名された）、複雑な胸中を言葉を選びながらお話しくださいました。我々が想像するより、高い壁があったと思います。批判をすべて受け入れる姿勢は、それこそ、リーダーの鏡といえます。その後に、高校生の逸材が海を渡らず、つながらなかったのは残念ですが、大久保監督の信念はこれからも野球界に大きな影響を与えると思います。プロアマ問題については多くの方々が問題視していますが、実際に行動に移す人は皆無に等しいです。それを大久保監督はされたわけですから、物凄い強い意志と信念だと思います。
田澤選手がこの件について語ることは、現役中はないと思いますが、未来の野球を考えると、彼やあるいは、菊池、大谷、それ以外にも数多いるアマからのメジャー挑戦を断念した人たちが現役を退いた時に、どういう行動に移すか、発信するかは、極めて重要だと僕は思います。大久保監督の信念ある行動が起点となって、野球界がどこに向かうのか。現在の大久保監督の取り組みも含めて、注目していきたいです。
