【対談】フジテレビだけに留まらない!テレビ業界全体の凋落の兆候
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注目のコメント
テレビから外に飛び出した方々が、テレビを想って真摯に語ってくれる、、本当にありがたいことです。
中の人たちはこうした考えや、外の人たちがテレビをどう見ているか、謙虚に顧みるべきです。でないと中の物差しと外の物差しが、どんどんズレていって、いつの間にか裸のなんとかになってしまいます。10年以上前からスポンサーの立場からテレビ広告の凋落を指摘してきたし、ネスレのテレビ広告出稿量を減らし続けてきた。ビデオリサーチの視聴率とやらも、今なお世帯視聴率。自宅にテレビが2台以上ある時代、かつ家族揃って一台のテレビを観ることの無い時代になっても個人視聴率に移行出来ない。個人視聴率になると視聴率が下がって広告の販売価格が下がるからだ。世界の潮流は地上波から衛星放送。新興国の貧しい家庭の家の屋根に、パラボラアンテナが並ぶ時代。古い放送法や電波法で規制された日本のテレビ業界は、規制業種の最後の砦といえる。あらゆる産業が、第三次産業革命により20世紀型のビジネスモデルの変革を求められている。テレビ業界も例外ではない。
米国の番組を見ていると、日本の番組は、プロ意識がないタレント(芸能人?)に頼りすぎだと思います。米国では、ハリウッド俳優はテレビに出られないし、テレビの俳優は一本のドラマシリーズに出ている間、ほかの番組には基本的には出られません。トーク番組にゲストで出る番宣ぐらいです。その分、テレビの俳優も現場もものすごく打ち込んで、番組を作り、テレビの世界から実力あるプロが育っていると思います。
トーク番組のホストも、歌って踊れて、トークは「黒柳徹子さん級」が1ダースはいます。
報道の現場も、局の名にあぐらをかかず、「プロ」で「真摯」です。仕事をきちんとしていることがわかれば、「背が低くて、カメラを遮らないから、前に入れてもらえるか」と頼むと、3大ネットワークでもCNNでも入れてくれたり、移動の車に乗せてくれたりします。