欧州を渡り歩いた日本人弁護士が見た本場のサッカー界
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注目のコメント
NewsPicksでお馴染みの欧州サッカーで活躍されている岡部恭英さんの紹介で栗山弁護士とは知り合いました。
欧州サッカー連盟(UEFA)
イングランドサッカー協会(FA)
スペインサッカー連盟(RFEF)
…これらで働いた経験を持つ唯一の日本人弁護士である栗山さん。記事を読んでも分かりますが、知見やグローバルな経験値、その発想は日本人離れしています。そして暁星から慶応までサッカー一筋という根っからのアスリートでオープンマインドの持ち主です。
次世代の日本のスポーツビジネス界を引っ張るリーダーの一人でしょう。契約社会である欧米スポーツ界にとって、弁護士は本当に欠かせない人材です。弊社も、元弁護士も含めると、何と10%位を弁護士が占めます。
スポーツ界に限らず、日系企業にはインハウスの弁護士が殆どいないのですが、弁護士余りの昨今ですので、日本でもインハウス弁護士が増えることを期待しております!こういう方が増えるとよいですね。法律業界の視点からコメントさせてください。
弁護士のビジネスモデルの問題は、なるまでに法律の勉強をたくさんやってしまったので、法律を中心に仕事を組み立てようとするところと感じています。マーケットが悪いのに、投下資本を回収しようとしてしまうのです。
今の弁護士業界は、最悪の状況のレッドオーシャンです。(弁護士増員計画なんていうのは、不採算事業の人員を拡大しようという無謀な計画にしか私には見えません。)
残念ながら、少なくなるパイの中で、単価低下を伴う消耗戦をやっています。AIの話もありますし、過払い金も終わったので、10年くらいの間にかなりの人が弁護士という仕事を離れざるを得なくなるとみています。
栗山さんのお話からも改めて痛感したのですが、実は一番可能性があるのは、法律家の仕事からみてペリフェリーの部分でしょう。それで少しだけ法律の仕事を入れる。ここは弁護士の独占業務なので他の人はできません。
そういう地歩を一秒でも早く固められるかどうかが勝負なんだと思います。