舛添知事、公用車で温泉通い疑惑が発覚→都庁職員の対応が「わかりません」連発で事実確認できず(怒)
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昨日の夜に撮った日テレ「スッキリ」のVTRコメントが今朝放映されると、テレビ各社からつぎつぎと電話がかかってきた。メディアは横並びでとりあえずやらないと、という意識になってしまう。
ここで指摘しておきたいのは、パッシングに加担するつもりはないが、論点は明確にしないといけない点である。
神奈川県湯河原の別荘だが、100キロも離れていてガソリンの無駄遣いではないか、との質問があったが、それは論点ではない。危機管理と執務姿勢の問題なのだ。毎週金曜日の2時半に都庁から湯河原の別荘に向かうなど、通常の責任感覚ではありえない。金曜日はいちばん忙しい。毎週都内を離れることは危機管理の放棄である。
都知事はふつうの県知事と違い首都の責任者であり、つねに非常時を意識していなければならない。天変地異、戦争・テロなど1300万人の命がかかっているばかりでなく、皇居、官邸、永田町と霞が関など国家の中枢があり、非常時には日本全体を支える実働部隊をかかえているのだ。
警視庁や東京消防庁の部隊は、外国要人が訪日した際の治安や災害時には原発事故のときもそうだったが、守備範囲は東京に限られていない。
湯河原の別荘の話に戻るが、1.災害無線を設置しているか、2.緊急時のヘリの離発着の場所を確保し訓練をしてあったか、3.ポリボックスを常設していたか、3点のうち1しか回答していない。
これまで、他県の別荘に毎週のように常在した知事はいない。いざパトカーに乗ると神奈川県警の世話になり、県境で警視庁のパトカーに乗り換えるようなことをしていられないではないか。
石原、猪瀬は他県に常在したことはない。自宅の近くの公園などでのヘリの離発着を確認している。
なお、海外出張先のホテルには、スイートルームは必要ない。相手側の庁舎を訪問するからだ。逆に外国要人が来ると都庁を訪問するので、こちらからホテルには出向かない。
公用車は自宅まで、そこからは私用車に切り替えるのが常識。石原さんも逗子の別荘には私用車で行っていた。舛添氏は、公用車で湯河原に直行しているが、これは公私混同。都内へ向かうのは私用車だと弁明しているようだが、それでは緊急事態にどうするのか、危機管理の意識が致命的に欠けていると言わざるを得ない。都知事の能力とは関係ないところで感情論で揚げ足とってまた別の人にやらせるのもうやめにしなよ。。トータルで考えると完全に損だと思うんだけど。