国内最大級のATMネットワークをベースとした決済銀行で、ネット上の金融サービスも行う。提携金融機関からの手数料収入が主な収益源。米国、インドネシアなど海外展開にも注力。
時価総額
3,550 億円
業績
総合流通グループ。コンビニエンスストア、総合スーパー、レストラン、銀行、ITサービスなど幅広い業態を展開。総合小売業を目指すとしていた方針を転換し、同社の核であるコンビニエンスストア事業へ集中。
時価総額
5.79 兆円
業績
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ATMは、出金だけの機能のほうが安く作れる。それは偽札かを識別しなくていいし、投入されたものを再利用できるような紙幣周りの構造は複雑で、それをやらなくていいため。それでもこのサービスをやるということは、ATMのコスト以上に、ALSOK使ってお金を入れるコストなど含めてこちらのほうがメリットがあるということだったのだろう。
http://www.sevenbank.co.jp/business/service_deposit/
これこそWin-Win-Winのビジネスモデル。
また、売上金入金代行サービスがあるから、金利が上昇しても業績への影響は軽微。(入金額が少なくなるリスクはあり)
かつてはうちのPFも組み入れられてたなぁ。。。
特に⑤が秀逸です。
成功したポイント
①銀行との提携ではなく、自ら銀行業の免許をとったことで.戦略の自由度を確保
②統合ATMネットワークへの加盟が認められなかったため自前でネットワークを構築せざるを得なかったことが幸いした。
③後発であったことから、海外のカードも読み取れるATMを最初から設置でき、これが国際化の引き金となったこと。
④顧客の定義が「その地域に住む日本人」ではなく、「その町のセブン-イレブンに来る人」であり、国境を越えた顧客ニーズへの対応が進められたこと。
⑤出金の多いコンビニATMにおいて、紙幣の調達コストが極めて安い。これは売上金入金代行サービスによる入金とATMでの引出しによる出金で上手くバランスさせて月1回の補充で済むようにしたローコスト戦略。