住宅価格は60%上昇。デンマークのマイナス金利バブル
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景気刺激どころか円安すら達成できいない日銀のマイナス金利。銀行もマイナス金利による負担をどこで相殺するかに精一杯で、融資の増加による経済の活性化などという国家的目標は二の次でしょう。銀行も一企業に過ぎないから、過度な期待をかけないほうがいい。
唯一の希望はFRBの利上げでしょう。FRBの利上げによって金利差が生まれれば、多少円安に傾く。
注目のコメント
”マイナス金利は景気刺激策として適切なツールではない”とのことですが、これはマイナス金利”だけ”、もっと言えば金融政策”だけ”では適切なツールではないというのが正確ではないでしょうか。マイナス金利、QQEは実質金利の引き下げには確実に寄与しますが、結局自発的な需要喚起を待つ必要があるものですから、”融資活動を刺激するにはワークしない”とまで言い切れるものではないですが、少なくともタイムラグを生じるものです。ですから、財政政策を補完的に使う、ないしは財政金融を車の両輪と捉えて需要刺激するのが必要不可欠と言えるでしょう。
ここに書いてあるこの発言も、小国で流動性の低い通貨にしか当てはまらなくなってるようにも思うこの頃>>マイナス金利という過激な手段を使うことは、通貨高を阻止し、通貨安に導くためにしか役に立たない
本文とは関係ありませんが、Jordan記者の取材に応じてくれたシニアエコノミストが勤めるデンマークの大手銀行「ユースカ・バンク（Jyske Bank)」の店舗が斬新で驚きます。
金融商品をかわいいパッケージに見立て、手に取ってまるで”ショッピング”できるように設計。コーヒーカウンターなどもあり、まるでカフェ。店舗も北欧独特のポップなカラーでとにかく明るい。出入り口の引き手が本当の人間の手を模していたり（しかもその色が真緑！）入り易さこの上ありません。
銀行の支店にもデザイン性は大事だと思いますね。
