伊藤忠と地銀が共同会社 地方企業の海外進出支援
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注目のコメント
商社側と銀行側両方にとってメリットがある取組みかと思います。
銀行については、大規模金融緩和により伝統的な商業銀行業務で収益を上げることが困難となってきており、異業種から参入も激しくなってきている中、どのように生き残っていくかは大きな課題です。
特に地域金融機関については、地域へのコミットを求められる以上、リスクがそこに集中する中、ビジネスの多角化を通じて、リスク分散と別の収益源の確保を図ることは自然な流れなのではないでしょうか。伊藤忠は海外進出戦略について知見があり、地銀はその地方の企業にとんでもなく強いパイプがあるので、これは双方にメリットがありますね。
地銀のクライアントへのグリップの強さは尋常じゃないことも多々あるので、地銀と組まないとこのチャネルを持てないんでしょうね。鹿児島銀行は肥後銀行との経営統合が決まっているが、単独での参加となっている。
十六銀行は、平成26年4月に海外サポート部を新設し、中国と香港に駐在員事務所を置き、韓国、中国、インド、ミャンマー、タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナム、マレーシアの各銀行と業務提携をするなど、もともと海外進出支援にはかなり力を入れていたようである。
http://www.juroku.co.jp/ir/management/files/keikaku.pdf