国家公安委員長がダメ出し! 取調中の被疑者に「カツ丼」あげちゃダメってホント?
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久々に。
馬鹿らしい話ですが、カツ丼をあげたら即証拠にならないというよりかは、弁護人側が任意性で争う余地が生じてしまうので捜査機関側もそんなヌルいことしないわけです。
ちなみに、昨今の裁判所は、公判中心主義といって、取り調べ室での話をまとめた供述調書を採用するよりも、法廷で直接話を聞くべき、という向きが強まりつつあります。
供述調書はどうしても警察、検察がまとめたものなので、生の言葉とは乖離しがちなものですし、同じ言葉にしても文字で読むのと実際の声を聴くのとでは心象も変わってきます。
捜査機関からすればせっかく作った供述調書無駄にすんな、というところでしょうけどね。
追記
》hmkcmさん
弁護士の同伴、アリな話ですよね
ただ、取り調べ段階で弁護士がついているとは限らない、そもそも必要とは限らないという中で、同伴を義務づけてしまうと、弁護士の調達のために時間がかかったりして、捜査が遅れ、かえって被疑者の身柄拘束時間が伸びたりしそうです。
権利として任意に立ち会えるという制度はとっても良さそうです。
ただ、捜査機関側からすれば弁護士に口を挟まれるのは物凄く嫌でしょうし、実際問題として、事案の究明とは逆方向に働くと思います。
取り調べ時の違法遵法の問題は、録音録画の対象が今後ますます広まればかなりの部分が解消されていくと思います。