健康をインセンティブにした保険、その課題とは…
日経デジタルヘルス
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健康ならば保険料を割り引く。こんなコンセプトはもう10年以上前から出ています。10年前には日本生命などもこの手の保険の開発に医師を熱心に採用していましたし。
その努力の割に「なかなか盛り上がらない」のは、やはり米国に比較して元々の医療費がすごく低いので、割引のインセンティブが低いということが挙げられます。
このコンセプトが本当にクローズアップされるのは医療保険制度が破たんした時かもしれません。「保険が破たんして、保健の重要性に目覚める」なんていう悪い冗談にならないことを願ってますが。健康かどうかの前に、そもそも国民健康保険がこれだけしっかりしている日本で医療保険は不要。
高額療養費負担制度があるので手術代くらいなんてことない。
無駄に掛け捨てるならその分しっかり貯蓄しとくほうが圧倒的に効率的。保険にも非喫煙者割引とかありますが、医療機関で検査をしてその証明が必要です。当然ではありますが双方にとって結構手間ですし、その検査代が結果的に保険料にも跳ね返ってきてるのでは??とかもあります。
パーソナルヘルスケアが盛り上がってきているので、長い目で見れば個人個人の様々な健康状況(何を持って、という話はあるでしょうが)によって割引率が変わってくるのでしょうね。
少しずれますが、健康保険組合もどんどん厳しくなってますが、IT企業が多く加入しているITS健保は年に1回ディズニーのチケットが「健保大会」という名目で安く買えたり(日付には制限あり、抽選)保険料率も安かったりとありますが、これも加入者の多くがIT企業、若年層ということもあるんでしょうね。