球界からビジネス界へ。新卒採用でも『マネー・ボール』革命が進行中
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注目のコメント
記事内容とは少し話が逸れるが映画の話を少し。現実と同様に、「データ」をメインに取り扱った映画版「マネー・ボール」の個人的な(私だけでなく多くの方にとっても)ハイライトは、エンディング時にも流れる主人公の娘が父親に向けて歌う挿入歌『The Show 』の最後の歌詞にある。
And just enjoy the show
直訳すると「ただ人生を楽しんで」となるこの歌詞。
ただ、この映画の、娘から父親に向けで歌った場合の訳はこうなる。
「もっと野球を楽しんで」
ビッグデータ、人間アナリティクス、とても重要であり個人的にも好きな分野である。しかし、それ以上に本質的なことがスポーツにも仕事にもあるということを忘れてはいけない。
「マネー・ボール」はそれを教えてくれる素晴らしい映画だと思う。ファイナンスの分野では業績測定・業績評価の指標として管理会計があり、経営に役立ってるわけです。
ヒューマンリソースの分野でも、もちろん感覚も大切ですが、再現性を持たせるために、管理会計的な測定指標の導入は必須ではないでしょうか?
そういった中で、大きな問題は、「測定指標をどのように定めるか?」ということになります。
個人的な考えとしては、企業の規模や事業内容である程度分類しないと、効果的な指標は定められないのではないか?と考えております。パターンオーダーのような形で。