東芝、水素で発電するエネルギー供給システムを“変なホテル”に納入
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定置型燃料電池の特徴は、電源だけでなく熱源としても使える為エネルギー効率が高い事。川崎市でも採用されている①が、その燃料電池効率は発電55%、温水40%で合計95%。勿論統合システム全体で見れば太陽光、水素製造、蓄電の各段階でロスはあるが、中心に来る燃料電池の役割を電源+熱源として使える事は大きい。
川崎市向けの燃料電池は出力最大3.5kW、温水供給力は最大75L/hだったのに対し、ハウステンボス向け②③は出力54kW、温水供給力1440L/hとスケールアップされている。加えて、商用利用で水素貯蔵合金が採用され水素タンクサイズが1/10に成ったのは、一つの進歩。
定置型燃料電池は集合施設と相性が良いはずなので、商用利用での結果に期待したいところ。
①http://www.toshiba.co.jp/about/press/2015_04/pr_j2002.htm
②http://www.toshiba.co.jp/about/press/2015_10/pr_j0701.htm
③http://www.toshiba.co.jp/about/press/2016_03/pr_j1402.htm日本を代表する会社のこういうニュースはうれしいですね
太陽光発電の弱点も解消し、発電の分散化につながるとても素晴らしい試みだとおもいます 海外などへの輸出も可能な技術だと思うので、ぜひ小型化・低価格化をすすめていただき、多くの場所で利用されることを期待してます