予備校講師・林修が明かす勝者の発想と成功哲学
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注目のコメント
自分の適正を見抜く努力、見抜いた上で磨く努力はとても重要。研究の世界でも、大枠では同様のテーマを研究している研究者は世界中にたくさんいて、互いにしのぎを削り合っている。そういう中で、自分はどうやったらオリジナルでインパクトのある研究成果を世の中に提供できるかを、時間軸の中で常に考える必要がある。その際に、結局は自分の得意な事を軸に考え抜かないと勝負にならないのだ。予備校とラグビーに関係なくてすみません。
>だったら苦手な分野で無駄な努力をするよりも、自分の得意なところを思いっきり伸ばして、それが通用する世界がどこにあるのかを考えていったほうがいい。だからこそ僕はいつも「正しい場所で、正しい方向で、十分な量がなされた努力は裏切らない」と言うんです。
ピーター・ドラッガー氏がまさに
「強みの上に築け」(Build on strength)
って言ってましたよね。自分の得意なことを徹底的に伸ばしていくのが成功に繋がる、っていう意味で。
以下、『経営者の條件』(上田惇生・新訳・ダイヤモンド社刊)の引用です。
成果をあげるエグゼクティブは、人間の強みを生かす。彼らは弱みを中心に据えてはならないことを知っている。成果を上げるには、利用できるかぎりの強み、すなわち同僚の強み、上司の強み、自分自身の強み、を使わなければならない。強みこそが機会である。強みを生かすことが、組織の特有の目的である。