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東芝 医療事業子会社の売却へ キヤノンに優先交渉権 

NHKニュース
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    東京理科大学 大学院経営学研究科技術経営(MOT)専攻 教授

    <シナジー>
    割高な分の1000-2000億円分のシナジーをキヤノンとどう計算できるかだろう。生産技術や海外の販売に自信があるキヤノンは、そこで強化しようとするかもしれないが、経営重心®が異なれば、モノ作りも販売も別物であり、経営や運営は、任せておくことが肝要だろう。特に、TMSCは会計問題もなく、業績は堅調であり、なおさら。 おそらく、シナジー効果を出すとすると、TMSCそのものではなく、元来、東芝にあれば、そこで発揮しようとしていたIT部門とのシナジーに近いところ。ウェアラブルや、カメラ、OAなど、キヤノンの既存ビジネスの中に、どうヘルスケア的な知見を入れていくかではないか。それによって、キヤノンの経営重心®や、文化カラーに刺激を与え、多様化することが期待される。リースや、保守では似ている面もあり、そこでのシナジーは大きいはず。

    <追記>
    キヤノンのHPはまだだが、7日の説明会資料。医療では、遺伝子検査装置としてだけの記述。グラフにもあまり織り込んでない。
    これまでは、コピーもデジカメもダメで、ずっと横這いだったが、この1年でAXIS買収もいいし、トッキ、アネルバ、新規が育ってきた。
    http://web.canon.jp/ir/strategies/event.html

    <元>
    東芝からも適時開示。優先権を与えた。優先交渉権の締切は3月18日。
    富士フが有力との見方が多かったが、①企業価値評価額、②手続きの確実性(独禁法クリヤと、カネ払い)から。似た製品もあり、東芝側の独自性がでない可能性もある富士フより、医療の売上が小さく、独自運営が
    でき、また、すでに、トッキ、アネルバ、マシナリ、などで実績があるキヤノンがいいのだろう。

    また、同時に、東芝医用ファイナンス(TMSC35%、興銀リース65%)の、興銀リースからの買取を発表している。

    医療ビジネスは、リースが重要。病院などでは鍵になる。
    ここを、キヤノンがどうするかも重要。


  • 製造業 事業開発マネージャー

    キヤノンの主要ビジネスカテゴリであるカメラ、コピー機、プリンターなどはいずれも大きなビジネス規模と利益創出を継続しているものの、産業的には成熟期から衰退期に差し掛かろうかというもの。黎明期や成長期に入る次のビジネス領域を見つけることが急務だったが、自社では育てられていない印象があった。

    キヤノンの強みはカメラで培ってきた光学技術、画像処理技術、イメージセンサ技術(実はこれはソニーも全く一緒)。ここを軸にシナジーが出せる新規領域ということで、まずはネットワーク監視システム大手のAXISを買収。これからのセンシング時代のソリューション提供に先手を打った。そして今回の東芝メディカルの買収。

    キヤノンはイメージセンサを自社開発しているが、Fab.の規模は大きくなく外販もしていない。自社の一眼レフ市場が頭打ちで、スマホのように数を追えるセンサーを作れないため今後は違う領域の開拓が必要。監視(1億画素センサー)や医療用(X線センサー)などニッチながら高収益な領域で勝負すると、キヤノンの技術力も生きてくる。うまく垂直統合に持ち込めば、競争力の高い医療用画像診装置を開発できる可能性がある。これはGEにもシーメンスにもない強みとなる。CTを軸にしつつ、PET/SPECTの領域にも進出するかもしれない。

    高すぎとの声もあるが、財務状況の良いキヤノンとしては逃してはいけない千載一遇のチャンスとみての買収だったのだろう。私は筋が良いと感じるし、実現すれば一番イヤな結末でもあった。キャッシュリッチなうちに買収という形で次世代の芽を買う。経営判断としてはキヤノンは本当に手堅い。


  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    ちょっとひねくれた見方をすれば、御手洗氏が経団連の会長をやっていた恩恵が、ここで出たかもしれない。もちろん、ディール案自体で優先交渉権を得たところはあるだろうが、心証形成としてはこういった部分も重要な世界だと思う。
    これでディールDoneとなっても、キヤノン自体の財務体質は極めて良好。また既存事業もらくてんぱんだ好きさんがコメントされているように、衰退期に差し掛かろうとして入るものの、利益創出を大きい規模でしている。一気に周辺領域を財務の強さを武器に一気に買収進めるだろうか?


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