東芝メディカル売却先、キヤノンが優勢 9日取締役会
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注目のコメント
<追記>
キヤノンは、ペーパーレス化でプリンタがなくなる恐怖があり、昔からディスプレイに多角化しようとしていた。90年代には、液晶では、特許で優位だった強誘電型で参入し、失敗(世の中はTFT)、2000年以降も、日立の液晶を買収したり、迷走。SEDも、そういう中で御手洗社長の肝入りプロジェクトだった。CEATECでも展示され黒が美しく40型まであったが、電鋳技術を使うなど難易度が高く頓挫。それゆえ、シャープを買うかな、と思った時期もあった。
これまでキヤノンのM&Aはいまいちだったが、今は、OLEDの蒸着機で、トッキ、アネルバなど面白い。昨年、買収の監視カメラの会社もいい。
<元>
東芝は、日経リークが正しいことが多いから、そうなるのだろう。
これは、予想が外れそうだが、ここまで吊り上げるとは思わなかった。医療が強い富士フよりは、ここの方が、独自性が保てていいかもしれないが、経営重心®は違うので、医療部門は、いかに東芝メディカルシステムズに任せられるかが重要だろう。文学少女しのくん、市井の匿名ピッカーかつアニメアイコンなのに、質の高いコメントするなあ。
ところで、日経新聞はリーク記事で1日分の速報性を躍起になって提供しなくて良いから、その分だけ講読料を安くしてほしい。
そして、金融庁は証券会社の揚げ足を取るのではなくて、この経済紙に湯水のように流れ出ているインサイダー情報を止めてくれ。価格の高さは、かねてからPickerに指摘されていました。
拡大が見込める領域での多角化が必要なキヤノンからすればそれでも欲しい事業なんでしょう。
監視カメラよりはコモディティ化しにくいと思いますが、画像診断機器も新興国での価格競争やGEやSiemensとのブランド競争になりますし難しい部分も。
キヤノン事業別営業利益 2010/2014年度(十億円)
オフィス 293/ 291
イメージングシステム 238/183
産業機器その他 -10/-13