(後編)「ただのミーハー集団と言われる電博」を元社員が別の角度から見直してみた
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注目のコメント
この記事を書いたライター兼編集長です。
「広告代理店って、虚業でしょ」
これは私が博報堂で勤めていた時、実際に友人に言われた一言です。とてもショックだったのを今でも覚えています。
広告代理店を含めたマスコミの仕事は、社会に露出する機会が多く、「いわれのない噂」が多く存在します。華やかな印象も相まって、「高級とりだけど、実態がよく分かりづらい産業」と思われているのでしょう。
ですが、私は産業に虚業のようなものは存在しないと考えます。特に長く続く産業では間違いありません。どの産業にも価値があり、意味があるからこそ存在し続けているのだと確信を持っています。私の友人の言葉も、単純に「自分が働いたことのないから、外部から見ると意義が分かりづらい」というだけでしょう。
これまで私が中心に記事を書いてきた、「スタンフォードを出た彼女が、日本のマッキンゼー、ボストン コンサルティング グループを選んだ3つの理由」「ゴールドマン・サックスを選ぶ理由が、僕には見当たらなかった」も伝えたい想いは全く一緒です。
「どの産業にも、目には見えづらいやりがいが存在する。それをきちんと伝えたい」
今回の記事が「広告代理店が社会に存在する意味」という新たな側面をお伝えできれば、これ以上嬉しいことはありません。