焦点:大和証券G、ホールセール再建託される事法の切り札
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ナルタントさんのコメントをきっかけにコメント。私はまさに日興がSMBC傘下に入ったのとほぼ同時期に入社していました。規模的に見ると大差のない大和と日興。銀証一体化路線の日興と独立証券路線の大和と、今後、その選んだ道の成果がはっきりと比較できそうです。
私のような証券未経験者で33歳の公務員を採用してくれた日興は懐が深いなと今振り返って感じています(大和と話したわけではないので比較ではありませんが)。しかも、私が転職した2010年は銀行や証券の業績が悪く、採用をかなり押さえていた時期で、日興は調査部門をシティと分離したことで、ほぼ垂直立ち上げ(元日興リサーチセンターのメンバーやシティに行った元日興マンが戻るなどありましたが)。
この記事で話題の事法ですが、日興時代、ずいぶんと一緒に仕事をしました。日本全国の事業会社を周り、大中小の企業の社長や経営幹部から若手社員まで話をする機会があり、とても勉強になりましたね。事法マンの苦労は相当なものでしたが、日興は若いメンバー中心で、とにかく動いて試行錯誤しながら業績を出そうという雰囲気は好きでした。最近、主幹事案件も増え、ずいぶん存在感が出てきました。
日興は、いったんリテール証券専業になったからこそ、法人業務をフレッシュにやれているんじゃないかなと、振りかえると思います。リテール部門への自信は凄いものがありましたし、リテールのお客さん向けのセミナーや支店社員からの問い合わせなども、思い出深い仕事が多いです。
構造的にネット証券との違いがありますが(といいつつも、日興のネット取引は比較的手数料などが安め)、総合証券として更にパワーアップして、古巣には今後も頑張って欲しいところです。
追記:ナル タントさん しかも、全然証券のこと分からず入社しました。ASEANのことを好きに調査させてくれる、ということでしたので、「証券マン」という意識が結構希薄で・・・危ない橋を渡っている意識がないのが一番危ないんですかね(笑)