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東芝メディカルは全株売却へ、価格は上振れの公算=関係筋

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    フロンティア・マネジメント株式会社 企業価値戦略部長 兼 産業調査部 シニアアナリスト

    金融村の有力ピッカーさんのコメントに専門用語が多いので、皆さんに真意が伝わってないのではと勝手に心配。解説を試みるワン。

    まず、LBOローンとは、Leveraged Buy Outの略語です。直訳すると、「テコの原理を効かせた買収」。
    企業買収を行う際に、買い手の自己資金(Equity)だけでなく、銀行から借り入れ(シニアローン)も行うことで、買収資金を大きくするスキームのことです。
    自己資金を元手に、財務レバレッジを効かせる(=借入金を加える)ので、Leveragedなわけです。

    安東プロがおっしゃったのは、このLBOローンは買収対象企業の株式を100%取得するときに使われる手法なので、買い手の自己資金だけで買われる場合よりも(借入金が加わる分だけ)買収価額がつり上がる可能性があるということです。
    LBOローンが100%取得の場合でなくてはならないのは、例えば50%しか取得できない場合、残りの50%を持つ株主の財産分与の権利が残るために、銀行はローンを出せないという判断になるため。

    銀行としては、買収対象の企業の将来キャッシュフローや資産査定額を元に買い手(正確には買い手が出資した特別目的会社)に資金を貸し付けるのであって、そこに債権者である自分よりも優先される(例:配当を受け取る)立場の別の株主がいると計算が狂うのです。

    銀行からの借り入れ(Debt)は、買収対象の会社のキャッシュフロー(PaulさんはEBITDAという数値を挙げてます)の何倍までみたいな基準で限度額が決まります。
    そのため、いくらLBOローンで買収資金が増やせるといっても、値段がどんどん競り上がって、「本来の自己資金+銀行から借り入れ可能な金額」を超えていくと、そこから先は自己資金の予算を増やす必要が出てくる。
    すると、買収資金に占める自己資金の割合が再び増えていきます。

    つまり、ある限界点を超えると、財務レバレッジ(銀行借り入れの活用度合い)は下がり始める。
    この辺りのことをPaulさんとAki Moriさんは説明しているわけです。
    ちなみに、Aki Moriさんが言及している「メザニン」とは、自己資金(Equity)と借入金(シニアローン=Debt)の間に位置するような資金調達で、優先株とか劣後ローン等を指します。

    【追記】Paulさん、ありがとうございます!それは摩訶不思議。


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    金融・企業財務ピッカー / 京都大学大学院在籍

    King HIDIEさん、LBOファイナンスの一般論として、デット・キャパシティ(レバレッジ)はFCF x年分(キャッシュフロー基準のレバレッジ)とD/Eレシオ(有利子負債とエクイティのバランス基準のレバレッジ)の両者を勘案して決まります。

    買収価額(Total uses)が増大し続けたとき、FCF基準のレバレッジとD/Eレシオ基準のレバレッジを比較すると、どこかでFCF基準がキャップとなり(買収価額が増大してもFCFは増えないため)、有利子負債キャップ以上の必要資金はエクイティ又はメザニンで調達せざるを得なくなります。これが「価格が高くなると、エクイティ比率が高まる」の意味するところかと思います(例外はあります)


  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    全株売却か…そのほうがコントロールはやりやすいし、事業的には良い印象。一方、当初は過半数だったのが全株となったのは、バリュエーションが想定より良いからか、それとも資金の厳しさと合わせてシャープ・Hon Hai(まだ不確定な状況だが)によって、家電再編が遠のいて、こっちからキャッシュを作らざるを得なくなったからか…


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