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【丸亀製麺】外食チェーンの禁じ手で攻める「持たない経営」

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    フロンティア・マネジメント株式会社 企業価値戦略部長 兼 産業調査部 シニアアナリスト

    楽しみな連載。前回までのニトリとは対照的に、「(不動産を)持たない経営」で急拡大したトリドール。
    その発祥は兵庫県。複数業態で成功している外食企業には、お隣の岡山県から出た「サンマルク」もいる。
    このエリアは商売人魂を持った外食チェーンを多く輩出しているワン。

    兵庫県で忘れてはならないのは、故中内功氏が興した大手スーパー「ダイエー」です。
    ただし、ダイエーの拡大戦略は、店舗不動産を所有したうえで、それを担保にして資金を調達して、さらにレバレッジをかけるという手法でした。
    トリドールはその路線は継承していない。

    中内氏が中心メンバーとなって発足した経営研究グループの「ペガサスクラブ」の現在の中核メンバーが、前回のニトリです(ニトリの発祥は北海道)。
    「持つ経営」を踏襲しているという意味では、中内氏の経営論の後継者は似鳥昭雄氏と言えるかもしれません。

    厨房機能を個店に配したうえで、急速なペースで店舗を拡大していく。
    セントラルキッチンと呼ばれる加工工場が要らないので、スピード重視の店舗展開が可能。
    その代わりに、店長や調理担当者となる人材を育て続ける必要もあるので、その辺りも重要な経営ノウハウなのでしょう。

    かたや、同じスピード出店が特徴のコンビニ業界では、厨房機能を持たせたミニストップが低迷している。
    その一方で、食品スーパー業界では、店内厨房の強化で惣菜部門の商品力を磨いた「ヤオコー」等が勝ち組と呼ばれ、これまた状況は異なる。
    どのようなビジネスモデルが最適かは業種によって異なるのだと思う。
    そういうところを掘り下げていくのが経営学の醍醐味だと思うワン。

    この連載に好感が持てるのは、そうした「ビジネスモデル」そのものに光を当てている点。
    それに加えて、企業トップの属人的なサクセスストーリーだけではなく、ビシネスモデルを影で支える店舗開発等の担当部長レベルの人物(前回の須藤氏や今回の島田氏)の声を拾い上げていることも論考に奥行きを与えていて、地に足ついた企業研究になっていると感じるワン。

    しかし、どうもピック数を見ていると、この連載は大和ハウスさんの協賛記事ということが仇となり、注目度が低いようで残念。
    でも逆に、しっかりしたスポンサー企業がいるからこそ骨太な記事が世に出るのではないかとも考えさせられる。


  • ブランディングテクノロジー(株) CMO/マーケティングトレース主宰

    トリドールの成功ポイントは、脱ドミナント(地域を絞って集中的に出店する)戦略だと思います。飲食チェーンビジネスはドミナント戦略が基本だと考え、店舗の地域密集率をチェックしていました・・・
    ドミナント戦略にとらわれるとグローバル展開も遅れる。なぜ、トリドールだけ海外進出がこんなにスムーズなのか・・・が気になっていましたが、今回の記事で理解できました!

    整理すると、脱ドミナント戦略のキーワードは「持たない経営」
    持たない経営=脱セントラルキッチン+全店舗が賃貸
    とのことです。

    また、チェーンストア経営で成功しているところは、「チェーンストア・オペレーションによる過度の標準化を抑える」ということを徹底している。
    アルバイト採用と教育の仕組みができていることも、重要な成功ポイントだと思います。

    トリドールのパート・アルバイト採用ページ↓
    http://www.toridoll.com/part-time/acquaintanceship36/

    後編も楽しみにしています!

    ▼追記
    牧田さんのコメントが非常に勉強になりました。
    チェーンストアにとって、店舗ごとのブレが競争優位性を生むことにつながるという点。
    ブランドを横に広げる際は、ブラす点とブラさない点を意識すると、戦略に幅が出そうです。


  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    「『いい場所』は日本中に700~800カ所しかない」のに土地建物は賃借方式とは、相当なブランド力がないとできない話。
    店内調理は、メニューがシンプルなうどん業態であること、厨房器具の進化が可能にしたことですね。
    もう拡大はしないだろうと思っていたのですが、既存店売上が好調で、止めていた新規出店を再度進めるとのこと。

    ちなみに店舗数は
    丸亀 780
    はなまる 374
    杵屋 445


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