五輪に出場するには、自分本位と他人任せの両輪が必要
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自分で考えるためにも、多くの情報を自分から得ようと探し求めることが必要です。
インテリジェンスの高い選手は何も言わなくても色んな所から情報を収集しています。
その中から自分に必要そうなものを取捨選択し、そして練習でトライ&エラーを繰り返してそこでも取捨選択を繰り返して上達していくわけです。競泳は、4年に1回、五輪の数ヶ月前に開催される国内大会の結果で日本代表が選抜されるそうで、選手にとっては天国と地獄を分ける一発勝負です。伊藤さんに、その大会はどんな雰囲気なんですか?と尋ねたら、「行けばわかりますよ。怖いです」と言っていました。
その異常に緊張感の高い雰囲気のなかで、4年に一度の大勝負に挑むためには一切の迷いを断ち切らなければいけないのでしょう。でも、コーチとはいえ他人を盲信することにもリスクがある。何を信じて、何を信じないのか、答えのない選択を乗り越えて初めて五輪にたどり着けるのだと感じました。選択と集中、自分の思考と周囲への信頼。やっぱ本質的なものは共通だなー
>>>自分で考える範囲と考えない範囲を分けたのは、結果的に良い選択だったと感じています。自分で考えない範囲は、とにかく相手を信頼して任せる。余計なことは一切考えない。そうすることで雑念が消えて、トレーニングに集中できるようになりました。