恐ろしく生産性の低い日本社会。人手不足は実はチャンス
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会社の浮沈と社員が面白い仕事をできるか否かはあまり相関しないと考えています。事業が停滞し、我先にと周りの人達が逃げ出していく状況下では、周りにできる人がいないので、自分のできることの幅は否が応でも広がります。国もまた然りではないでしょうか。
日本の前途をどう考えるかは個人によって見解が分かれる点でしょうが、人材不足によって個人としての活躍の幅は広がっていくのではないかと思います。
もっとも、成長する市場に身を置くのが最も素直な選択だとは思いますが。全シリーズ5回の4回目。NewsPicksは「平将明推し」ということではないと思うが、2月はオリジナル記事に10回登場することになる。次回は「マイナンバー」や「ミラサポ」や「REASAS」を使って「スマートな政府」を実現する行革や、クールジャパン戦略、非選挙権の年齢引下げなどを取り上げていただけたらありがたい。
冨山さんの「人手が足りないということは、政治においてはチャンスな状況で、どんどん新しいテクノロジーを入れて自動化していけます。」に賛成。近未来技術実証特区でその未来像を示したい。今後はシェアリングエコノミーをビルドインすることと労働規制改革が焦点。木村氏の発言が、正直とても残念。自動車が日本の産業を支えていることは間違いないのだが、電子機器・部品・材料を軽く見過ぎ。まず「日東電工は利益率が低い」とあるが、売上高営業利益率13%ある。自動車でこれを超えているのは富士重工の15%だけ。自動車部品メーカーでこれを超えているメーカーはブリヂストンの14%だけだと思う。電子部品であれば、村田は20%超えている。なお、トヨタとAppleの売上がほぼ同レベルで28兆円程度。
Teslaの部品数について普通車の1/60とある。普通車を2~3万点とすると333~500点となる。それは、おそらく組立工場に持ち込まれる部品点数で、それまでに部品メーカーでモジュール化されているから。そういう意味では「組立メーカー→部品メーカー」への付加価値移転が起こる可能性を示唆しており、だから自動車部品メーカーも電子部品メーカーも力を入れている。
日本の自動車部品・電子部品メーカーが、日本の完成品メーカーに「鍛えられた」側面はある。そして今は自動車はともかく、電子機器に関してはかなり弱体化している。危機感をその観点で抱くことは重要だが、一方で電子部品メーカーが世界中のメーカーに販売していて、そこから鍛えられているのも現状。
最後に、別論で朝倉さんに同意。自分自身、まさに金融危機の時にはそのような環境で本当に幅広い仕事をさせてもらった。就職・転職、流行っているところよりもそうでないところに行くほうが、機会は多いと、その体験から思う。