東芝がトルコ家電大手と交渉 白物事業売却で収益回復目指す
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これは、実現すれば、東芝ブランドのアフリカでの復権につながるかも。アーチェリックは2011年に南アの家電メーカーを買収しています。東芝は、かつてはエジプトで白物家電(洗濯機など)でシェアトップだった。いまだラップトップPCでは認知度が高い。トルコはヨーロッパの工場、アーチェリックは名門財閥コチ傘下企業で、ヨーロッパ、アフリカ、アジアと手を広げる、私の中では名門企業。
アーチェリック!
そういう時代になったか。完全に未知数の領域だが、中国以外の新興国からの買収劇は今後さらに増えるだろう。
すでにキャッチアップのステージを終えつつある中国ではなく、より黎明期にある新興国群において、母国市場を席巻し、さらに海外市場で低価格帯から存在感を示しつつある企業が、不振にあえぐ先進国の技術資産を獲得し、それを持ってして母国市場で投資回収しつつ、海外市場でアップグレーディングを狙うというのは、もはや定石化している打ち手です。
トルコが出てきましたが、それ以外にも、特にこうした大きな意思決定をしやすい、国内寡占財閥が力を持つ新興国からの投資は、今後さらに増えるはず。というか、すでに増えている。産業革新機構の傘下でシャープの白物家電事業と統合する話もあったけど、雲行きが怪しいなか独自に売却先を探している積極性は良いと思います。