ビール大手:サントリーが売上高首位 キリン初の最終赤字
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話はこの記事からだいぶずれるが、アサヒがペローニやグロールシュをEBITDA倍率20倍近くの3,300億円で買った最大の理由はABIとの接近ではないかという見方もあり。アサヒにとって最優先課題はヨーロッパでなくアメリカ。高値でヨーロッパの4社を買収する裏で、バーター取引でアメリカへのパイプラインを得ようとしている・・・なんて勘繰りは違うかな?
そうでなくても今回のM&Aのカギは、ペローニでもグロールシュでもなく、イギリス国内の販売網を持つミラーブランズUKで、それを介してスーパードライを拡販しようとしているのかな、なんて思ったりもする。以上妄想2連発(根拠はありません)。
注目のコメント
欧米のブランドは、グローバル市場への進出が進んでいるので、日本企業は規模ではかなわない。日本のお家芸の高品質路線で差別化して高価格帯でのシェアを圧倒的にしてほしい。日本のウィスキーが海外で高い評価をされているのはその好例。ビールなど、その他の酒類でもその戦略に勝ち筋があるように思う。日本の強みは「高品質」。高品質においては、欧米やアジアと競争しても多くのカテゴリでは競争優位を築ける。
買収による外部成長での売上高拡大なので、それがそのまま自力に結びつくかはまだ未知数なのが実際のところかと思います。少しづつ自力で作り上げた分もあるかと思いますが、しかし力技で成長した部分も大きいところ。重要なのはそれが血と肉になるのかどうか。
手綱が握れていないと、海外事業が損失の温床となり、サントリーもキリンのように赤字に喘ぐようになる可能性もあるのは事実かと。サントリーはすでに海外売上高が4割近いところまで成長しており、このまま成長していけるのか、それとも市場環境の悪化とともに減速していくのか、実は今が正念場。
ぜひとも成長軌道に乗って欲しいと期待しております。え、なに?社長インタビューをぶった斬った記事が消えて、「(M&Aで)サントリーが売上高首位」という毎日新聞の記事が総合トップに飛び込んできた。
まあ、バッサリ斬りすぎたのでコメントがあまり目立つと困るとも思ってたから、別に良いですが。むしろ少しホッとしてる。ありがとう、ゴッドハンド!