大和など3社が減益=証券大手の4~12月期決算
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大手証券の中でも独立系の二社である野村と大和の明暗が分かれていますが、3Qだけ見ると野村も大幅減益となっていますし、安穏とはしていられない状況ですね。銀行系証券も苦戦していますが、マイナス金利導入で銀行の預貸業務の収益圧迫が不可避である以上、証券での手数料ビジネスをどれだけ伸ばせるかが鍵を握っていると思われます。ただ、これは総じて言えることですが、手数料を伸ばすために従来の回転売買に走ることも、また無闇に高収益の流動性の低い運用商品を大量推奨販売することも金融庁が規制を厳格化している以上、難しくなっているのが現実。もちろん顧客側にとってはメリットがあるので方向性としては正しいですが、これが証券大手各社の収益圧迫に繋がることは否めないかと思います。