キヤノン営業益1.3%増へ、東芝メディカル入札「千載一遇の機会」
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キヤノンの主力事業であるカメラと複写機は成熟産業に移行している。次の成長産業の種を撒かないといけないがなかなか目が出ず、時間を買う意味で監視のアクシスを買収した。もう一本将来の柱候補が欲しいところだろう。
キヤノンの医療機器はX線用FPDなどレントゲンが強い。あとは眼科用の眼底写真を撮る機器やマンモグラフィなど。
シナジーは画像処理技術とイメージセンサー。最近のキヤノンは王道センサーから超高解像度や超高感度などニッチなセンサー開発にシフトしているので、監視と医療向けに特化した開発をすれば生き残る道もあるかもしれない。東芝メディカルを売却する東芝が、不適切会計・減損会計に続き「千載一遇の機会損失」を被って、短期的な利益(損失の穴埋め)のために手放してならない成長軸を失っているように思えてなりません。