バズワードか破壊者か。フィンテックの「真贋」に迫る
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注目のコメント
「フィンテックは明らかにバブルで、関連銘柄はいまがピーク」「多くのサービスは既に使っていた技術を、さも新しいように見せているだけ」などという話も耳にします。急速に広まっている言葉なだけに、何が本当に新しいのか、着目すべき領域は何か。そうした部分をきちんと明らかにしていきたいと思います。
しかし、タイミング良いですね。ホリエモン氏が言っていた「NP読者が知りたいことを先回りして用意する」という通りのコンテンツと思います
先日書いた「フィンテック=家計簿アプリみたいな感じも多くて疑問だ」というコメントに沢山Likeを頂きましたが、じゃあ全体像はどう定義するのか、と問われると去年夏くらいからちょこちょこ考えているがまだ自分なりにしっくりきてないので、この特集を機に考えたいと思いますIT✖️金融に17年の経験がある私がもうバラしましょう。フィンテックのホンモノとニセモノを見分ける方法があります。フィンテックを名乗る会社やなんでもフィンテックと言いたがる評論家が増えましたが、わずか2問で明らかにできます。
ホンモノかニセモノを見分ける質問
1. そのサービスで個人はなんぼ利益がアップしますか?
2. そのサービスで既存大企業の本業の利益はいくら減りますか?
この2問に数字で明確な答えがないサービスは単なる「スマホの便利アプリ」でありフィンテックもどきのオモチャです。ぜひ気になる会社やサービスでお試しあれ。
スマホもビックデータもインターネットも単なる手段に過ぎません。
評論家や投資家のフィンテックを語る言説を見れば、誰が表層的で手段と目的の分別がつかない人か、誰が本質を見抜いている賢者かを炙り出し、まさに彼らの真贋を図る踏み絵にもなっています。