来年は覚悟の一年、今こそ破壊的ビジネスモデルの実現を(柴沼俊一)
コメント
注目のコメント
筆者の柴沼です。
お題は、2016年どうなるか?私の担当は、グローバル経営。
が、多岐に亘ることが世の中起き過ぎているので、数年後トレンドを読み解くキートレンドにフォーカスし、少しバックキャスティングすることで2016年を読んで頂くアプローチに致しました。
テイストが合う人、合わない人いるかも、、、と思いましたが、まずはお読み頂き、コメント下さいませ~というか、皆さんの世界観も是非知りたいです!非常にコンサルタントさんらしい、壮大な予測ですね!
私もひとつだけ専門分野での見解を。
IoTやIoMやらまとめると、一昨年から言われているIoE(Internet of Everything)になります。
私としてはIoT含めたIoEは「破壊的には普及しにくい」見解です。何せ「何かと繋がる」為には双方向での準備がいる。何か1つが登場したから、何かが全部変わる、という性質を持ちにくいと思います。
IoTで言うとやはりスマホはハブになりますが、相手の「モノ」は例えば家電だと、ひとつずつ相手にしながら範囲が広くなりますし、IoHだと「健康であるための手間をかける人間の思考」という非常に難しい破壊しにくいジレンマが存在します。
IoTやIoHを否定するわけではなく、これらはひとつずつ徐々に我々の生活に浸透し、振り返ったらIoEだった、という広がり方が自然かと思います。
そのために、弊社も含めて、そしてシリコンバレーもきっと同じで実績を積み上げていく1年になるでしょう。
私個人の勝手な予測、見解ですが、バズワードに踊らされない地に足をつけないといけないビジネス、そして意外と地味なのがIoEへの見解です。日本から世界に通用する、破壊的ビジネスは長年出ていないが、そろそろ出て欲しいって言うか出ないとやばい。我々日本のベンチャーもこんな小規模で安定経営なんてしててはだめだ。この予測のフロントランナーとして来年はやるつもりです。