ザハ・ハディドさん「我々のデザインに驚くほど似ている」 新国立競技場のA案決定でコメント
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注目のコメント
どういう意図であったかはわかりませんが、言いたい気持ちはわかります。今回、彼女は最大の被害者の1人。世界的に評価も高い天才建築家であっても、オリンピックメインスタジアムの設計が出来るチャンスなんて生涯一度あるかないかです。彼女の悔しさを理解すべきだし、それを生んだのはプロセスの問題だったことを私たちは忘れてはいけないと思います。
クリエーションに対する評価は人それぞれだと思いますが、クリエイターはクリエイターで身を削る思いで作っています。そんな気持ちが裏にある気がします。お金が云々もあるのかも知れませんが、ザハ・ハディド氏も現在は世界の第一級の建築家です。故なく「似ている」とは言わない、なんらかの根拠がある発言と考えるべきでしょう。
今回の騒動は世界の建築家のコミュニティーに、日本という国が「自分勝手で信頼できない」というシグナルを発信してしまった危険性もあります。それも踏まえた上で、馬鹿にして笑うのではなく、まずきちんと検証するべきでしょう。どこが? もちろん、組織委員会です。
ハディド氏とすれば、難癖を付けられて(彼女としてはそう感じていると思います)その挙句にコンペから締め出され、DANGOで決められてしまった(と見ているでしょう)その怒りは小さくないと考えられます。今回の経緯も含めて、最初から全部、詳細に検証する必要もあると思います。