職歴は不問。メジャーリーグのIT化で監督に必要な資質が変化
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「億万長者となった選手たちのエゴをコントロールすることやメディアとうまく付き合っていくことが、試合における采配同様に監督の大きな仕事の一部となっている」。
カウンセラーや広報責任者の仕事は、ロボットやAIに奪われない、と読むこともできそう。職歴は不問って書いてあるけど、MLBでも監督はほぼ全て元選手かそれに準ずる人がやってるわけで…。監督の役割が日本の監督よりも限定されているのは確かにそう。だからMLBではドラフトなどの補強やコーチの人選はGMなどフロントが主導してる。日本でそれをやると「フロントは監督の意見を聞け」とかいう批判が出る模様ですが、監督が変わると1から作り直しになるのはあまりにも非合理的。サッカーの代表監督なんかがいい例ですが、監督によってチームの方針がブレブレになってたらいつまでたってもチームとしての力量が上がってこないんですよね。
うーん、監督の仕事を采配・戦術と、選手のエゴのコントロールだけだというのは短絡的だと思います。
企業にも共通するところですが、日本のスポーツチームの場合はチーム文化を大切にしているところが強みだと思います。
監督の仕事の中でも組織構築を含めたチーム文化の浸透・熟成というのは非常に重要です。
それは明確なビジョンと、根気強く非常に泥臭いコミュニケーションを通して出来上がるものです。
ICTが進化しても、そこの非常に重要な部分については専門的な経験が必要不可欠だと思います。