バーバリー、ラルフローレン、オリジンズ…有名ブランドが「客の滞在時間」を操る理由とは
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ネットとの差別化という点でもリアル店舗の価値が見直されている。そこでの今の流行りは時間消費型の店舗。確かに滞在時間と消費額は比例するという研究結果もある。
しかし日本でも既に、そんなカフェ併設やイベント開催型の店舗は広がり、それだけでは差別化が難しくなってきている。
そして、箱として時間消費型の店舗が増えれば増えるほど、スタッフのサービスレベルやイベント能力が差となって現れてくる。やっぱりリアル店舗で一番重要なのは、人のチカラ。森川さんも言ってるけど、みんな居心地の良い場所を求めている。これは民間だけでなく、公共にも求められるべき。
武雄市図書館も多くの方に居心地の良い場所を、と追求していって、平均滞在時間が2時間くらいに。その結果、図書館周辺の観光地や商業施設も潤うことに。
公共施設だから堅苦しい形にというのは、単なる前例踏襲で、ほんとにそれで良いの?と問いかけがあってしかるべきだし、いろいろなやり方があって良い。その意味では、公共施設にもまだまだ可能性がたくさんあると思う。月並みな言い方でいえば、可処分時間の奪い合い。オムニチャネルの文脈のなかでネットとリアルをあわせた接触時間がふえるほどファン化が進むという議論がありますが、確かに同じ時間を接触しても、リアルで空間に浸るという体験は時間辺りの効果が高そうな気はします。昨日のバーバリーのネット活用の記事にもコメントしましたが、この辺りのミックスをいかに組み立てられるかがハイブランドであっても重要になってくるのでしょう