世界の大学変革の兆しが、日本の大学に与える驚異とは
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ご興味を持って頂いた学生さんに追加情報です。
ミネルバ大学に在籍する学生の約1割が、既存の大学からの再受験組です。中には、大学を卒業してから再受験してきた人もいます。
ミネルバ大学は、すべての才能のある学生に、挑戦する機会を与え、できる限り、その入学審査を公平にするため、以下を実施しています。
1)入学審査料は無料
2)高校時代の学校での成績、課外活動実績、独自の能力試験で判断する
3)SATや事前Essayは受け付けない
4)国籍枠、人種枠、性別枠、財務能力枠を一切、排除
5)合格者全員に、財務能力に応じた返済不要の奨学金制度がある
合格率の低さについては、上記の制度を適用しているため、受験生の数が圧倒的に多く、そもそもハーバード大学の合格率と比較するのはアンフェアだと考えています。
実際、地域別にみると、本学を志望する学生のレベルが高いアジア地域からの合格率は2%を大きく上回ります。(非公開なので、具体的な数字は控えさせて頂きます)
ただ、入学審査が日本の大学とは大きく異なり、知識の豊富さよりも、知的体力と社会貢献への関心度と自分の考えを、しっかりと持っているか(それを表現できるか)を重視しているため、簡単に入れる大学ではないことは確かです。
現実として、米国のトップ校(アイビー・リーグやトップクラスのリベラルアーツ・カレッジ)に合格できるくらいの実力は必要です。
もし、こうしたトップ校に挑戦できる実力を持ちながら、(あるいは、そこを目指していたが)経済的事情で、進学を諦めた(あるいは諦めそうな)学生さんであれば、ぜひ挑戦すべき大学だと思います。
また、高校2年生以下の皆さんにも、挑戦することをお勧めします。どうせ目指すなら、高い山を目指した方が、より低い山に登る体力がつきます。
1/31(日)に渋谷で学校説明会を実施します。
高校生、大学生を優先しますが、教育関係者の方々にも席をご用意したいと考えております。
https://www.facebook.com/events/177744422578818/
ご参加お待ちしております。
注目のコメント
いやいや確かにそうだが、日本はもっと根本的な問題がある。
それは卒業基準が甘いということだ。
せっかく入学基準を厳しくしても、またカリキュラムはすばらしくても
講義の内容がすばらしくても、単位の取得も卒業基準も甘い。
過去に大量に卒業できないことがあったが、あれ以来ない。
米国に限らず、大学の卒業基準が日本より甘い国は少ない。
実際、外資系企業でも通常は大学の成績を入社時には考慮するのだが、日本だけは例外で、どの大学を卒業しているかで判定するしかない。
これは海外から日本法人に来たトップマネジメントが日本の不思議としてよく出てくる話だ。
簡単に変えられる話ではないことなのはわかるが、これを変えない限りせっかく優秀な学生が入学してきても4年間の勉強量がまるで海外と違っている状況では、もったいなくて仕方ない。
私学は生徒が顧客であるいう問題があるが、せめて国立大学だけでもこれから入学する学生に対して告知の上、今までの倍くらいの勉強をしなければ卒業できないようにしてもらいたい。
ちなみにこの問題は最近の学生はという話ではない。戦前生まれの学生以外はみなそうだったんだから。どんなエリアも1、トップを伸ばす2、裾野を広げる という二つのことをやらないとダメなわけですが、これは世界規模でトップを伸ばすほうの話。
英語が話せないとこの土俵にすら乗れない、という事実をちゃんと理解するの大事だと思うのです。
東京ですら、社会人で英語を使える人の割合は3%しかありません。まずはここをどうにかしないとどんどん世界に置いていかれることになると思います。