【アミューズ】ライブで“爆進”し収益は過去最高 知られざる大手芸能プロの稼ぎ方 - 数字で会社を読む
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注目のコメント
＜追記＞記事を超えるコメント欄になるPickとなって嬉しい限りです、皆様ありがとうございます！記事によるが、専門家が多い記事だと、最近本当に記事以上にコメント欄の方が情報の質が高い傾向があり、個人的にはとても嬉しい。あと最近新しい邦楽をほとんど知らない（iPhoneの中は学生の頃聞いてた曲ばかり…）なかで、ONE OK ROCKは数少ない最近の邦楽。気合を入れてノリ良く仕事をしたい時の歌として愛用しております。＜追記終＞
福山雅治さんが結婚したときの「福山ショック」で株価が一気に下がったのが記憶に新しいアミューズだが業績は絶好調。ちなみに株価も戻っている。深堀は、文化・芸能系Pickerの皆様におまかせしたいので、そのための掘り起しPick！”売り上げ上位3アーティストが、全社売上高に占める割合は4割程度と非常に高く、“依存している”状況なのだ。トップ3はサザン、福山、Perfumeとみられる。”
３組の稼ぐ力すごいｗ
パフュームはまだ大丈夫だが、福山も数年前の勢いはなくなっている（母親がファンクラブの会員だが、チケット取得率がかなり上がっている）し、サザンも年齢を考えると次の層が...
ということで、セカオワ、星野源、ＷＥＡＶＥＲ、フランプールとティーンに人気があり伸びしろが大きいところも抑えてるのはすごいな。
http://artist.amuse.co.jp/artist/musician.html
あとライブアーティストは、もっと湘南乃風に感謝するべき。彼らのおかげで「タオル」の売上が相当伸びてるはず。素人ながら海外展開についてコメントさせていただきたい。私見なので間違っているかもしれない。
アミューズの海外売上比率は10%未満、額にして40億未満（ちなみにavexも10%未満）。強いのはONE OK ROCK、flumpool、Perfme、福山雅治、BABYMETAL。とくにONE OK ROCKがずば抜けており、今期は海外動員が10万-10数万程度、グッズ含めてグロス売上10億を優に超えるインパクトだろう。他のアーティストは、残念ながら国内の活動に比べるとまだまだ話にならない。日本ではニュースで人気を逆輸入しようとしているので、少々話が大きくなりすぎている印象がある。
ベンチマークになるのはやはり韓国。福山雅治の全国ツアーが50万人だが、東方神起やBGIBANG、2PM、EXOといったK-popアーティストは日本国内で福山雅治をしのぐ動員力がある。彼らは北・南米それぞれで5万-10万の動員力、東南アジアや中国では各国最大キャパの会場を簡単に埋めることが可能だ。
韓国最大手芸能プロダクションのS.M.Entertainment（東方神起、Super Junior、少女時代）は通期で韓国売上150億、日本80億、それ以外の地域が50億。
第2位のYG Entertainment（BIGBANG、2NE1、PSY）は通期で韓国売上60億、日本60億、その以外の地域が30億。
YoutubeやYoukuを起点としたネット中心のマーケティング、世界中の著名なクリエイター／アーティストを集めた制作陣、オールK-popとしての各プロダクションやテレビ局など横の連携などが効いている。また、すでにK-popがピークを過ぎつつあるのは彼らも十分認識しており、今までのいわゆる”Kpop”のイメージから脱却しようと各事務所がサウンドやビジュアル面で独自の方向性を模索している。
日本の巨大な内需に甘んじること自体は悪くない。だが世界中にファンが増えるのはアーティストの本望であるはずで、戦略次第でそれが可能なら、その景色を見させてあげるのがプロダクションの使命ではないか。K-popの戦略がすべて適応できるわけではないが、参考にできるものは多い。
