来場客数は日本プロ野球の200倍。NFLのドラフトビジネス戦略
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注目のコメント
日本のスポーツ中継の、"その人物のこれまでのエピソードを紹介して人として好きになってもらう"的な手法が好きではないのですが、アメリカなんかではどう紹介されるのかとても興味があります。
日本のスポーツ中継は、もっとスポーツの本質としての凄さをダイレクトで伝えてくれればいいのにと思います。早くにお父さんを亡くした努力の人、的なエピソードはなくていいなぁと。NFLの場合はクジてはなく指名順番がシーズンの順位で決まっていますが、選手と指名順番のトレードという事もできるので、非常に多くの思惑が錯綜するので面白いってのもあります。
ドラフト会議が映画にもなりました。アメリカのメジャースポーツにはイベント部門担当者、マーケティングの専門家がいるとの記述があるが、日本のプロ野球NPBには、そんな専門部署はないのが実情。だから、ドラフトをファン開拓、マーケティングに最大限活かそうという発想は出てこない。毎年1,000人を招待しているのも、「ファンを招待してやった」という上から目線の意識が強い。エンタメ化する意識が強ければ、今年のドラフトのような失態(機械の不具合、明大・高山選手抽選時のドタバタ劇)は起きない。
本稿の著者・永塚氏が提唱するエンタメ化は憧れるが、その前にやって欲しい「最低限」のことがある。それは記録の公開だ。(アメリカではアマ選手の詳細な成績が公開されている)
高校野球、大学野球、社会人、独立リーグ、NPBから指名を受ける各種団体では、選手の記録がほとんど未整備。十分に公開されていない。
例えば、今年の春季リーグ、法大vs立大の2回戦の試合結果を見て欲しい(下記URL参照)。打者の記録は、打数、安打、打点、三振、四死球の5項目しかない。どの回にどんな打席結果だったのか?が分かるボックススコアの公開はできないのだろうか。四国アイランドリーグの試合結果はスコアブックをPDFファイルにして上げているだけ。スコアブックを読めないファンには何のことやら分からない事態だ。
ドラフト1位指名される人気選手の成績やプレー像は、メディアでも盛んに報道されるので、その選手像をイメージしやすい。しかし、2位、3位と順位が下がるにつれ、おぼろげになってしまう。まずはしっかりした記録を公開して欲しい。記録や成績こそその選手像を雄弁に物語るのだから。
http://www.big6.gr.jp/system/prog/game.php?m=pc&e=league&s=2015s&gd=2015-04-19&gnd=1&vs=HR2
追記:牧野さんに同意。私がドラフトで最も興味ないもの。母子家庭で云々のお涙頂戴の感動秘話。