VW傘下のポルシェやアウディにも不正ソフト、米当局が指摘
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幅広いラインナップで共通固定費を限りなく薄める巨大自動車メーカーの鉄板モデル。間違いが起こると今度は逆に全てのラインナップがやられる。これは大変だ。ポルシェやアウディなどのハイエンドも違法ソフト発見となると、ブランドはそれぞれに別なアイデンティティーを持って統治されていたわけではなく、ただの顔だけだったということになり、これは一連のニュースの中でもっともマイナスのインパクトだ。うーん、残念。
フォルクスワーゲンの新社長と会ってきました。彼は、BMWのCTOから転職して、7月に着任したばかりです。詳細は記事化しているので、おいておいて、、、
ポルシェのディーゼルが3LV6搭載のカイエンのことを指しているのであれば、4気筒エンジンのEA189以外でも試験の不正が行われていたことになります。
ちなみに、フォルクスワーゲングループのエンジン開発において、どのブランドが主担当したかはエンジンのコード名でわかります。この3LV6ディーゼルはフォルクスワーゲンが担当です。供給を受けたアウディやポルシェ側がエンジンのキャリブレーションをどこまで自社内で行っていたかが重要なポイントになりそうです。なお、ミュラーさんはプロダクトポートフォリオの人なのですが、ミュラーさんと同時期にフォルクスワーゲンのミスター・エンジンと言われるハッツ博士がポルシェのCTOに就任したという事実もあります。うーん、これはグループ全滅だ。ドイツはアメリカとのミッドウェー海戦にやぶれたな。
瀕死のVWグループを自動運転に取り組むGoogleや、あるいは中国企業が買うなんてことになったら、悲しいな。