「海外生産が安い」はもう古い、エプソンの国内回帰戦略

コメント

注目のコメント

• Kato Jun

  ユーザベース SPEEDAアナリスト

  ・2015年11月04日

  効率が高い国内工場が、海外と比較して生産コストが低いというのは結構いろいろ聞く。記事に「生産性10倍→10.5倍」という言葉があり、すさまじい努力の結果ではあるが。中国などもFA機器の需要が拡大しているが、自動化に関する経験値の蓄積、またラインを改善しようという意識の強さなどは、雇用の継続性含めて日本に強みがあるエリアだと思っている。
  加えて、法人用PCのように時間や品質という価値が入ってくると、一層強くなる。ある程度は海外で作って、稼げる（価値に対して対価を払ってくれるもので回収可能なもの）一部の物を、日本で生産するという風にできる。
  それでもkikidiaryさんがコメントされている「社用機」のくだりはビックリだが！高橋高見氏の「ミネベア航空」から始まって、現在も自社ヘリを軽井沢拠点とそれ以外のところで飛ばしていることを思い出した…
• Nijie Kuboki

  ユーザベース SPEEDAアナリスト

  ・2015年11月04日

  この手の話をみると以前の米国での低コスト生産（労働コストではなくエネルギーコストを論じる）の記事を思い出す。（＊）
  自動化による国内生産回帰は自治体の税収にはプラスだが、雇用への寄与度はあまり高くないはず。経営側の視点と労働者としての視点（今後機械にできないことをするには）、双方で考えさせられる。
  
  （＊）アメリカでの製造コストが中国と同レベルに減少、その理由とアメリカが持つ「強み」とは？
  https://newspicks.com/news/1090266/
• 太田 康広

  慶應義塾大学ビジネス・スクール 教授

  ・2015年10月30日

  ものづくり日本礼賛論から、ものづくり日本批判論に振れているうちに、現実のほうが揺り戻して、実際に国内生産がコスト安になりつつあるらしい。内外労務費差が10倍では厳しくても、3〜5倍なら吸収できるというのが恐ろしい。