こんなに働く時間を減らして、 日本企業は世界で勝てるのか? - 組織の病気~成長を止める真犯人~ 秋山進
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プロフェッショナルとして進む人間と、そうでない働き方を求める人や現場オペレーション人材の話をしっかりと分けて議論していて、この手の記事にしてはバランスが取れてますし、「プロを目指す人は若いうちから”ワークライフバランス”とかばかり言っていると競争に負けますよ」という主張においては全く違和感はない。特にGの世界になると、競合相手は世界のエリートたちで、彼らは本当に良く働いており、本当の競争の中で勝っていくには並大抵のことではだめなんでしょう。
それでも比較的反発のコメントが多いのは、「量だけ」を追い求めて中身が伴わない人や、中身がない仕事に延々付き合わされるサラリーマンの勤務が日本で多いことによるところで、そちらも一面の真実ではあります。
もちろんこういう議論はバランスが重要。
働き方の多様性は認めるべきとは思いますが、Gレベルで戦えるエリートを何人輩出するかというは、国力という意味で重要であり、そこが日本企業のボトルネックになっている現実の中では、個人的には筆者の論調の方に賛同しますこれは酷い・・・。「マネックス松本社長も長時間労働だし、オシムもそうだから、長時間労働しないとダメだ」って・・・。データで語りましょうよ。ちなみに長時間労働と業績の相関関係はないです。http://bit.ly/1H3B7Xo
こういう昭和脳のマネジメントが、部下の人生を食い潰していくんですよ。
今後のマネジメントスタイルは、「制約条件がある個々の社員の可能性を最大化する」というダイバーシティマネジメントの形に進化させていかないと、それこそ世界で勝てないでしょう。成長を止める真犯人は、時代遅れのトップマネジメントです。筆者の提唱するような働き方を望む人は、そのように働けばいい。ただ、記事中にあるような「定時で上がれるような」働き方を望む人に対して、現状としてそうした条件や環境が整備されていないことが問題なのではないだろうか。
また、今後は「24時間、戦えますか?」という個人の尋常ならざる働きぶりに寄りかかるような企業体質では、優秀な人材はなかなか確保できないはずだ。