【朝原宣治×為末大】「わがまま」と「さすが」の境界線
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たとえ本番の試合であっても、途中で体調不良や、勝算が薄いことに気づいたら「もういいかな」と判断する。
将棋の羽生善治氏も著書で同じことを論じておられますね。「潔く投了するか、最後まで粘るか」と。
ビジネスに引きつけて考えると、どう見ても分が悪いコンベンションだとか、あるいはもっと大きなスケールで言うと大きなサンクコストを飲み込んだけど黒転させられない事業から撤退する決断に通ずるものがあるのではないかと思いました。
トヴァースキーとカーネマンの研究から明らかなように、人は獲得よりも損失に大きな心理的インパクトを受ける。言い換えると、諦め、撤退の意思決定をクールに、戦略的にできる人というのは希有なわけで、心理的なものも含めて、これをスキルとしてきちんと鍛える方法論はビジネス教育、リーダーシップ開発者において今後重要な分野になるんじゃないでしょうか。
「苦渋の結論」スキルの授業、つくってみようかな (@ ̄ρ ̄@)