データ改ざんの施工管理者 関与物件は41件
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注目のコメント
この問題は、ここから先が大変だと思います。住民が700人いたら700通りの答えがありますよね。ここからどう解決するのでしょうか。住居をディベロッパーが高い値段で買い取ったとしても、引っ越しをするのが嫌という人もいるかもしれません。
今回の場合は、旭化成建材の中の一人がデータの流用、改ざんをしていました。建物を支える70本のくいのデータが改ざんされ、このうち少なくとも8本のくいが必要な深さまで達していなかったのです。これは東芝やフォルクスワーゲンのように構造的な不正の一貫だと私は考えています。
また、販売元の三井不動産販売の責任は大きいです。販売する人は自分たちが売るものをちゃんと知っておく必要があります。綺麗なパンフレットを作って配ればいいわけじゃないんです。
マンションを作って売るには、ゼネコン、ディベロッパー、販売会社と多くの関係者がいます。
これだけ関係者がいると最終責任がよくわからなくなってしまいますね。最終責任をマンション販売のパンフレットに書いてはどうでしょうか。
関わった年数も戸数も多いので、これは今後大変な問題になると思いますが、私はこれを契機にしっかりとしたルールを作るべきだと思います。
住民の人は大変でしょうが、一人ひとりの意見を聞いていたら何も決めることができません。例えば、住民の50%以上の賛成があれば、ディベロッパーが住民が購入したとき以上の値段で全て部屋を買い取り、住民は全て退去してもらう。これくらいやってもいいのではないでしょうか。一刻も早い対応が求められています。この管理者が担当した物件を最優先に、すべての物件の再確認を急いで欲しい。
ちなみに、旭化成建材が使った工法は、「ダイナウィング工法」と発表されている。
アースオーガーで掘削すれば、支持層でも簡単には止まらず、支持層に達したかどうかは電流値の変化によって測定する。
下記記事に工法の詳細が載っています。
http://urx3.nu/oJgN
※
今回の件、各記事で見かける、根拠のない管理体制や技術的なコメントに辟易している。
不正確な情報で煽っても、姉歯事件の二の舞で、住人を苦しめるだけではないだろうか。
正確な記事を載せるため、この件に関してのみでもいいので、特別にプロピッカーを招聘してもらえないだろうか。
できれば多様な現場に明るい、影響力のある方が望ましい。
憶測や間違った情報が先行して正確な現状把握ができないと、問題点の洗い出しや対策にならない。
追記
GutsRRさん
ありがとうございます。
今回の件に関しては、設計サイドより現場サイドの方が適任だと考えています。
特に多様な現場を知り、現状の管理体制、技術に明るいプロピッカーを希望しています。
知名度、影響力があれば、なお良いかと。この41件に対象が絞られるわけではないが、この41件が自分のマンションかどうか不安になっている方々が多いのではないでしょうか。
そこは公表しないのでしょうかね。
■旭化成建材のリリース
過去10年間の杭工事実績(施工データの流用等が無かったかを確認する現場数)
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2015/pdf/151022.pdf