IoTは社会とどう関わるべきか──新技術のポイントと過去の注目サービス
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三位一体は全く同感です。日本において陥り易い罠は、「新技術」はきちんと入っているけれども、実証実験がベンダー主導で「価値」が置いてけぼりになっていたり、あるいはそれが既存ベンダーに破壊的なものである場合は実証が進まない、というものでしょうか。総務省が大々的に行ったu-Japan戦略について、先日、この視点で振り返りをやりました。
「社会からの受容」については、解り易いところでは「規制」がありますが、個人情報の取り扱いや、最近の欧米におけるAIについての警戒感など、3つの要素の中で最も複雑です。必要は発明の母、とはよく言ったなあと改めて思う。UBERは日本では絶対に生まれなかったサービス。そもそも日本のタクシーはサービスがちゃんとしてる。
インターネットのメディアがアメリカで先行したのも、そもそも広告の観点から言うと、テレビが全国民にリーチしない、という根本の不満があった。オムニチャネルマーケティングやECもそもそも小売店が家から遠い、コンビニやドラッグストアなどの品揃えが悪い、という不満から。今後も便利な日本からは革新的なサービスは生まれにくいのは変わらない。