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ただ、この問題って、代替的手段を思考し、子どもたちに提示し、子どもたちが主体的に組み体操(の中でも特に人間ピラミッド)を選択したかどうかという視点で語られるべきだと思うんです。
この先生は、「子ども自身が挑戦に値すると思う課題をクリアしていくプロセスを安全に経験させた上で、やり切った達成感を胸に刻み込むことが組体操の目的である。」と仰るのですが、そんなものは団体演技全ての目的であって、組体操でしか達成できないものではない。
というか、日本大学などで有名な「集団行進」のほうが、全員が主役になれて、マジでかっこよくて、「ドヤ顔」できますよまじ。(という、最後のは僕なりの代替的手段の提示です。)
なので、大規模組織で組織設計についてのプロジェクトを行うときには、これらの分離が鉄則にしていました。
(「評価」は市場が担うとしてもOKでした。)
死亡事故を見てもなおリンクのようにずれた反論が出てきているのが現状ですし、
大多数は「去年までずっとやってたし、今年もやる」程度の認識でしょう。
教師一人ひとりの思想や倫理観をいくら責めても、それこそずれた指摘です。
学校システムでの設計者と評価者が分離されていない事が根本の原因で、死亡事故や改善停滞はその結果の現象です。
人気のある言い方でないのは分かっていますが、今回は
「事件は会議室で起こってるんだ!現場で起こってるんじゃない!」と指摘したい所です。
運動会を見て感じたのは、小中学校の学生に必要なのは走ることだという事です。足を上げて走れていない、手を前後に振れない、欽ちゃん走りみたいな学生が少なくないです。外遊びをしていないからでしょうが、肥満な子どもも多いです。正しい走り方を学んで走るだけで、将来にわたって健康意識を高める上でも十分意義があります。組体操ではなく、走る機会を増やすような競技にすべきでは。
みんなで協力して何かを表現するっていうことにおいて組体操は1つの手段であってもいいと思う。組体操でなくてもいいけど。ダンスでもいいし。
組体操とでっかいピラミッドの話がごっちゃごちゃになっているので、そこは切り分けて議論したほうがいいと思う。いつからあんなでかいピラミッドになったんだろろうか。自分の子供の頃は、高くて5段。それも運動神経いい子とか体格のいい子の選抜だった。当然、怪我の確率は非常に少ない。
それにしてもこの現役教師の告白っていう記事はちょっと無理があるなあ。
毎年子供の運動会で組体操を見てるんだけど、やっぱり感動するんだよね。
子供も先生も一生懸命。これも大切だと思います。
でもでっかいピラミッドは危ないとも思う。
そして今年も、今週の土曜、息子の運動会で組体操を見るので、周りの親の反応とか表情を見てみたいと思う。
そして組体操やって良かった!っていう人に出会ったこと、未だにないです。
先生が熱心に推進していれば、児童は強く反対を唱えられない。その同調圧力を考えるなら、少なくとも公立の学校は実施に慎重になるべきだろう。子供は自分でどの学校へ行くかを選べない。
組み体操ではなく、かけっこやリレーが花形になっている運動会を観戦したいものだと思う。