• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

【日本の議論】林業活性化、雇用も創出 各地に木質バイオマス発電所

67
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


注目のコメント

  • スタートアップ リーダー

    全否定。
    火力発電が効率的なのは化石燃料が長年の自然の力でエネルギー密度が上がっているからで、その育成期間中のValue of Natureを評価していない
    バイオマスも、余剰の端材や再利用材を地産地消の分散電源とするなら良いが、輸入してまで帳尻合わせるのは筋が悪い。


  • そもそも木質バイオマスって結構金かかるんすよ。
    木が硬い理由のリグニンってやつがあるんですが、こいつを除去しないと、燃料のエタノールとかは得られない。
    そしてリグニンを分解すんのは現状かなり時間と強い酸がいる。これにかなりの労力がかかる。
    そんだけの苦労をして得られる燃料も大したことない。
    皮は分厚いは中身は大してないはで、あまり燃料としては魅力的じゃない。。。
    建築材として使って欲しいんだよなあ1番は。

    追記
    山田さん、コメントありがとうござす。
    確かに、山田さんのおっしゃる通り、効率は良くなったでしょう。
    そして、間伐材を利用した電力の買い取り価格は高くなった。
    しかし、私は、木材を利用してのバイオマスは本当に効率が良いものか、疑問です。
    2004年の論文でも買い取り価格が高いことは言及されており、真新しいものではありません。

    このバイオマスの非常に難しいところ、それは、山田さんも言及している「前処理」に、木材においては多大な金銭、時間的コストがかかる点です。
    エタノールにするならば、やっかいなリグニンを大量の酸で除去しなければ得られない。
    燃やすにも、「伐採してただ燃やすだけ」では不明確で不安定な量しか得られません。
    この記事にも言及してあるとおり、乾燥が必要不可欠です。
    日本では、機械を利用しての乾燥が主流です。
    そしてさらに、機械で乾燥するということは、水分を含んだままの重い木材を山から工場まで運ばねばなりません。
    ここにもコストがかかる。
    これが問題ななんです。
    スウェーデンでは、天然乾燥が主流のようで、この方法でコスト減は可能です。簡単に言えばですが。

    さらに、日本と他国林業を容易に比べてはならない理由として、日本の木が生える場所は傾斜が高すぎて機械をいれるにも大変!といった問題があります。
    要するに、木材をどう使うかが問題ではなく、どう安く伐採すればいいか(植林、管理も)、が真の問題だと思うわけです。
    だからこそ、現状の未利用材や間伐材を、機械で乾燥させるという方法でバイオマスとして利用している日本では、木質バイオマスは大していい発電方法とは思えないんですよね。


  • 東京大学 学生

    緋色さん、網谷さんのコメントもバイオマス発電の一面だが、以下の記事の通り、木質バイオマスはチップにしてオイルパームの殻と共に燃やすだけでも、かなり効率の良い発電が可能になってきている。経験や技術革新の賜物。
    具体的には、間伐材を利用したバイオマス発電の買い取り価格は1kWhあたり30~40円。これでチップ用丸太の需要が増えているので、発電事業者のコストはより安いはず(石油火力発電と同等)。
    https://newspicks.com/news/1100883

    バイオマス発電の買い取り価格が高めに設定されている理由には、①地方での林業の振興、②ベースロード電源としての1次エネルギーの確保がある。
    ①地方林業:林業は第1次産業の中でも特に儲からず、高齢化など衰退が激しい。一方で林業には経済活動以外に環境などの多面的機能もあるため、国としては維持したい産業でもある。
    ②ベースロード:全国に利用可能なストックがあり、安定した発電が可能な木材は、1次エネルギー源の乏しい日本にとって効果的な資源になる。

    以上から判断すると、本記事のように未利用間伐材などを利用するなら合理的だが、国内の丸太価格が高騰したり輸入材を利用したりしてしまうと本末転倒。
    Watsonさんのコメントにある買い取り価格引き下げの噂は、このような背景からも妥当な話。ただし、丸太価格の上昇などは林業の活性化にもつながるため、地域経済振興(要するに地方への再分配)として続く可能性が高いと思う。


    (追記)
    網谷さん、ありがとうございます。私も近い考え方でしたが、最近は考え直しています。

    木質バイオマスの前処理は、チップ化や熱分解によるガス化などで多くの熱を必要とする。一方、木質バイオマス発電では多くのエネルギーが熱として失われているので、発生する熱を回収して前処理や他の用途に流用すれば、合理的な発電は可能。
    山から木材を運び出すコストにはたしかに改善の余地があるが、管理・伐採までは今も機能しており、未利用材として山の中には多くの資源が転がっている。運搬のコストの問題に関しても、現状で事業者の経営が成り立っているということを見ると、解決可能なレベルであると思う。
    健全な森林環境の維持につながるため、国による補助も期待できる。

    効率向上やコスト削減はまだまだ必要なので、今後の進展次第という印象です。


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか