アップル、地図データ視覚化など手がける新興企業Mapsenseを買収か
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アップル地図の精度は急速に上がってきてますね。ただ、グーグルは更に先を行く。日本の乗り換え案内すらグーグル地図を使うようになったし。地図は次の競争を決める生命線。今後も一層両社の競争が激しくなりそう。
地図では、Googleに後塵を拝していることは間違いない。でも、ギャップを埋めないと、次のレースに参加できないと考えているんだろう。
おそらく、(アップルはあまり対外公表していない)他社が猛烈に進めている自律走行に関するサービスや、ローカルデリバリービジネスなどを検討していくにも、地図情報がないとどうしようもないということではないか。
一方で、既存の地図プレーヤーはこのまま消えてしまうのか?Appleの地図サービスは、Google連携解消の結果生まれた消極的サービスでした。本来であれば、Googleマップを代替する世界的地図サービスがあればAppleはサービス提供に乗り出す事はなかったでしょう。
Appleが現在進めているのは、様々な特化技術を持った位置情報サービスの企業を買収して、自社サービスへの統合を進めている段階です。方向性としては地図というより3Dデータの集積に近いものを目指している傾向がうかがえます。2011年に航空レーザー測量による3D地図作成の会社 C3 technologies を買収した事からもその傾向がうかがえます。
http://derivecv.tumblr.com/post/12154555810
今回のMapsense買収は、位置情報サービス系の開発向けに地図APIの拡張を目指すものと見られます。これによりGoogleのデータに因らない独自のDBを使って地図上に様々な情報をプロットする事がXcodeのAPI上で簡潔にできるようになるので、これからリリースされるアプリにも期待が高まります。