米、難民受け入れ枠5000人以上拡大へ 年間7万5000人超に
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この2、3週間、ヨーロッパのテレビではほとんどこの問題をやっています。いま、メルケルさんが一部の人からある意味神様のような扱いをされています。
なぜかというと、移民、難民の多くは経済的に豊かなドイツを目指しており、メルケルさんが寛容な態度を取っているからです。ドイツは第二次世界大戦の際のユダヤ人に対する件もあり、人種差別問題に負い目もあるから優しい態度を取らざるを得ないということもあります。
この問題を考える際、まず移民と難民を分けて考える必要があります。自国の政治体制や戦争など、リスクがある状況から逃れてくるのが難民で、よりよい生活を求めて移住するのが移民です。移民は、普通は送り返しています。今回の問題は、移民と難民が混ざっていることです。
例えば、戦闘状態のシリアの人は難民として受け入れられる可能性が高い。ISに占領されているイラクも同じですね。また、過去の例を考えると、アメリカやオーストラリアは移民を受け入れていますね。
なので、私はこの問題、解決策はあると考えていますが、一度に解決するにはあまりにも急だと思います。ドイツ、フランスはルールを作ろうと言っています。
やはりほとんどの人は東ヨーロッパより西ヨーロッパに行きたいと考えています。このような状況下で合致するのはなかなか大変です。ですので、恐らく数年はルール作りで大変になるのではないでしょうか。
注目のコメント
メルケル首相でさえ、少し前、国内退去を迫られているパレスチナの少女に、大学に行きたいといわれ、戦争や貧困から逃れより良い暮らしをドイツに求める人全員を受け入れることはできないのですと返して、反発を呼んだ。以降、可能な限り受け入れる方向にシフトして、今回の世界的な難民受け入れ口火を切ったことは、英断として歴史に残りますね。
多くのドイツ国民の希望でもあり、支持があったからできたこと、ともいえそう。
さて、日本はというと、国民の想いはまだ定まっていないように思います。各国事情が違うとはいえ、無視もできない問題、状況になるかもですね。