三井住友海上:英損保アムリン買収で交渉、8日にも合意-関係者
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三井住友海上は、もともとアジアと再保険では国内損保No1。ロイズにも国内損保で最初に参入。閉鎖的なマーケットのロイズの有力メンバーのアムリンを買収する意味は大きい。一連の生損保の海外買収の中では、一番戦略的。さすが住友。
ロイズシンジケートの買収は、昨年の損保ジャパンによるキャノピアスに続く案件です。ただ、報道されている買収額5千億円以上というのはキャノピアスの5倍以上。
他社に煽られてプレミアムを払いすぎなければよいのですが。昨日時点での終値は約25億ポンド。ポンド円を180円とすると、約5000億円という金額は約10%のプレミアムにすぎないので、買収となるのであればもっと上がりそうな気がする…
①の決算資料の13ページに2014年のグロス保険料収入の内訳があるが、再保険が44%、損保が56%。コンバインドレシオは、②みると2011年は108%と損失となっているが、それ以外は80%台後半。なお、③によると、過去10年の平均ROEは17.4%と高水準。
コンバインドレシオや、損保一般についての情報は、東京海上がHCC買収したときのSPEEDA総研(④)参照。HCCのほうがコンバインドレシオはずっと良好。
①http://bit.ly/1UxDJZ8
②http://bit.ly/1JPUMNV
③http://bit.ly/1EPwmF5
④https://newspicks.com/news/1016344/body