カーシェア事業で、なぜ「パーク24」だけが黒字化できたのか
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本業の駐車場事業とコストを共有しているところが多いので、どこまでちゃんとコスト配賦してるのか、実態ベースでも黒字なのかは正直疑っていますが、大きく伸ばしていることは間違いないですね。駐車場、会員、車のアセットを活かしたのはそうですが、集金のために人が巡回する際に車のメンテや給油をしているでしょうからそのインフラを使えたこともコスト的には大きい気がします。また、これは密度の経済性が効くので拠点数がモノを言う。
記事中の、カーナビでの目的地データや、会員の属性データを分析する話はとても面白い。このあたりが有効活用できるようになると色々なことができそう。また、そこまでは大きくないんでしょうが休憩目的や宿泊目的などでの活用というのも、新たな需要を創造していて面白い。
しかし、PV稼ぎなのか記事の8分割とかやめてほしい。。。出先で守秘性が高い電話会議に出なきゃいけない時に、カーシェアの車内が便利です。実際、守秘性の高い電話が出来る空間ってあんまりないんですよね。カフェとか論外だし、カラオケボックスは隣がうるさいし。レンタル会議室より格段に安い。
情報を実業で活かしている代表例の企業。記事はカーシェアについてだが、先行投資が嵩む。駐車場を既に持っているメリットだけでなく、そこがしっかりと稼いでいて、リスクを取れたというのも大きいだろう(カーシェアがストックビジネスで一定の規模まで行けば黒字になりそうで本業とシナジーあるのもあるが)。
短時間ではレンタカーより安いし手軽。全行程をレンタカーではなく、電車+カーシェアというのは今後増えそう。