続・ジャパンディスプレイは本当にシャープの液晶事業が必要なのか
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注目のコメント
IGZOはジャパンディスプレイが目指しているLTPSワールドには不要なんだよね…
既存のa-Si液晶パネルの製造ラインが沢山あるメーカーにとってはIGZO技術自体は魅力的。なぜならラインを改造するだけでIGZOパネルを作れるようになる。最もIGZO技術獲得に魅力に感じるのは既に大量のa-Siのラインを抱えTVやPCへの供給量の多い台湾のLCDメーカーでしょう。
しかし、LTPSメーカーに舵を切って既存のa-Siラインは鳥取の車載向け第四世代工場を残すのみのジャパンディスプレイにとってはIGZOは今更ではある。
追記
Kasakawaさんの話に少し追記しておくと、「IGZO MEMS」と「a-SiのIGZO」とでは高精細化トレンドは微妙に異なる。IGZO a-SiではFHDも実現しており、LTPSとの競争力は確保できている。
一方、IGZO MEMSは記事にもあるとおり、MEMSシャッターを使ったディスプレイであり、a-Siとは全くの別物。高精細化ではなく高色域という別の特徴があるディスプレイ。実際に外光下での画面の見えやすさなどは群を抜いて良い。課題は恐らく大量生産されていないために部材や製造コスト含め高コストな点だろう。サイネージ分野だといかに画面と思わせないクオリティかになるから良いものは使うべきだし、そこは日本がもっとも得意とする分野。
IoT系のイベントで馬鹿でかい壁みたいなシャープの液晶見たけど、見えすぎて怖かった。