この連載について
企業の経営活動を陰で支えるコンサルティングファームが今、岐路に立たされている。クライアントのニーズが多様化し、ビジネスモデルそのものが変質しているのだ。本特集では、「クリエイティブ路線へのシフト」「高級派遣業化」「投資ファンド化」という3つの新潮流に着目。現役・OBコンサルタントへのインタビューから、業界の「今」を浮き彫りにしていく。さらに、各ファームのトップが登場し、「戦略コンサルティングファームの戦略」を披露する。
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一つは、この仕事をするには「面白さ」が重要で、それは「人」が決めると言うこと。相手が真剣に悩んでるほどこちらもやりがいがある。また、誰がやってもできてどう効率的にやるかだけの「道路工事」みたいな仕事はつまらない。悩みへの「共感」が重要であり、「共感」出来ないクライアントの仕事はやらない、ということが大事と最近よく社内では議論しています
もう一つは集合と分散のはなし。連載を通じてコメントしてきた戦略ファームの産業化(ソリューション化、専門化、人材派遣化)もあるし、取り上げられませんでしたが、会計系ファームの総合化が著しいのが近年。大きく言えば集合のトレンド。ただそうなるほど画一的だったり、質にバラツキが出てくるので、少人数の小回りが効く会社にもチャンスが出てくるのかな、と思ってもいます
連載通じて常に自分達へのインプリケーションはなにかを考えられたためになる連載でした。ありがとうございました。自分の記事でも総括したいと思ってます
「あらゆる仕事で一番大切なのは問題発見能力」というのは本当にその通りだと思います。問題を問題として認識し、定義する能力は重要で、それができないと解決しようがない。
僕は違った言い方で「不満や不具合を感じる能力」と言ったりもしているけど、詰まるところ問題が問題であると認識できるってのはどんな仕事でも必要ですね。
関連して、カタカナばかりのバズワードばかり使った資料・記事は好きではない。もちろん、一定の知見がある関係者全員が、共通理解を持っている言葉であればいいが、そうではない言葉も多いと思う。つまり具体化できてなく、必要な定義づけが関係者・読者に届かない(タチが悪い場合は、書いてる本人が分かっていなくて定義づけできていないからバズワードを使っている場合も少なからずあろう)。そこがなければ、記事・資料としても価値が減る。