朝日新聞に提案。「甲子園にビジネスを入れ、過密日程を解消しませんか」
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注目のコメント
高校野球を「現実的」にどうやって良い方向に進ませるかを考えて、思考、執筆しました。もっといい「理想」があるだろうけど、まずは「現実」を変えないと前に進まない。それどころか、同じあやまちが繰り返されていく。
高校野球を変えることで、本当の意味で「プロアマの壁」も壊していけると思っています。その音頭を誰がとるかとなると、侍ジャパンかな。投手が故障する問題は過去記事に書いた通り、高校野球以前に深い根がありますが、それも誰かが音頭をとらないと変えられない。それをできるかもしれないのが侍ジャパンですが、ここも主導権争いで、ひとつにまとまっていないのが現実です。
問題山積みの野球界ですが、現実を少しでも変えることを念頭に置き、執筆と行動を結びつけていきます。9月中旬以降に行う予定の高野連新会長・八田さんへの質問では、コメント欄に書かれていることも聞いてみます。本日、そして明日掲載する延長10回のコメント欄に、思うことをぜひ書いてください!朝日新聞の高校野球総合センター長・高蔵哲也氏インタビュー。昨日の前編といい、聞き手・中島大輔氏が、聞きにくい所(=読者が最も知りたがっている部分)を質問攻め。まるで打者のインコース厳しい所に150キロ超えの速球でズバッとえぐるような鋭利さだ。逆に今後、高野連から出禁など圧力かかるのでは?と心配です(笑)
ところで、一番残念だったのが、後半、中島氏が“歴史、人気、高校生の未来をてんびんに掛けるとしたら、一番守らないといけないのはどれですか”と訊き、高蔵氏が“うーん……それはてんびんに掛ける話ではないと思います”と応じる場面。
特に高校野球は教育の一環で実施されているのだから、間髪入れずプレイヤーズファーストを掲げなければならない所で、口を濁す。プロ野球の球団経営が親会社からの出向組が腰掛け事無かれ主義で運営しているのと同様に、結局、高蔵氏も朝日新聞からの出向組なんだよね。高校野球を大きく改革していこうという青雲の志よりも、自分が在籍している間は事無かれで終わりたいという自己保身の心理が見え隠れしているし、また、そんなに権力も持っていないのだろう。
文中、NHKが無料で全試合を放送していることが明らかになっているけど、ほんと、これはどうかしていると思う。高野連が財団法人だからという理由は分かるものの、それ相応の放映権料を取っても、それを大会運営費や高校球児に還元されれば、口を出す人はいないでしょうに。
ところで、Newspicksの皆さんに、ぜひ下記URLを御紹介したい。ちょうど昨日、Yahoo個人のニュースで公開された、松谷創一郎氏の記事だ。ここには実に具体的で示唆に富んだ甲子園の過密日程解消・投手酷使解消の改革案が提示されている。高野連の財務状況・大会運営費についても細かく触れられており、合わせて読むと、深い理解を得ることができます。Newspicksの本記事ではカネがないみたいな話になっていたけど、松谷氏によれば、12億円にもなる内部留保もあるので財政基盤は安定しているという。ぜひご一読を!!
◎高校野球を「残酷ショー」から解放するために――なぜ「教育の一環」であることは軽視され続けるのか?
http://bylines.news.yahoo.co.jp/soichiromatsutani/20150804-00048118/
追記:寄付金の件。平山秀一郎さんの言うとおり。実態を見ていないよ。ちゃんとエンターテイメントビジネスにすれば、高校球児たちの将来にとってもいい。ただ変えたくない層の人たちの抵抗は半端ないと思うけどね